iOS10.3.3、macOS10.12.6など各OSの最新版が正式リリース

    iOS10.3.3

    iOS10.3.3
     
    Appleは現地時間7月19日、iOS10.3.3、macOS Sierra 10.12.6、watchOS 3.2.3、tvOS 10.2.2をすべてのユーザーに向けて正式にリリースしました。

    iOS11前の最後のソフトウェアアップデートか

    Appleのリリースノートには、「iOS10.3.3にはバグの修正およびiPhoneまたはiPadのセキュリティの問題の改善が含まれます」と記されています。
     
    Appleは現在、今秋リリース見込みのiOS11の開発を進めており、iOS11に対応しないiPhone5/5c以前のiPhoneなどの古いハードウェアの場合、iOS10.3.3はおそらく最後のソフトウェアアップデートになると思われます。
     
    メジャーアップデートとなるiOS11では新機能の追加や修正が100以上行なわれることがわかっています。

    次のリリースはmacOS High Sierra

    macOS Sierra 10.12.6も、今秋リリース見込みのmacOS High Sierra前の、最後のソフトウェアアップデートになると見られています。
     
    macOS High Sierraでは、iOSでは移行済みの新たなファイルシステムAPFSへの移行が行われるほか、同OS上で動作するSafariが非常に高速化することなどが発表されています。

    tvOSとwatchOSもリリース

    tvOS 10.2.2も、秋にリリースされるtvOS 11前の最後のソフトウェアアップデートになりそうです。tvOS 11ではAirPodsとApple TVが自動的にペアリングするなどの新機能が追加されます。
     
    watchOS 3.2.3についても、秋に正式公開が予定されているwatch OS 4前の最終アップデートとなる見通しです。
     
    Apple WatchをiPhone5/5cと組み合わせて使用しているユーザーの場合、watchOS 4へのアップデートにはiOS11が必須となるため、注意が必要です。先述したように、iOS11はiPhone5/5cをサポートしないためです。
     
     
    Source:Apple
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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