「iPhone8」値上がりの原因?OLED対応3D Touchは従来品の150%高!

    iPhone8

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    iPhone8」値上がりの原因は、やはり有機EL(OLED)ディスプレイにあるようです。OLED対応の3D Touchモジュールが、従来品より割高になっていると台湾メディア経済日報が報じています。

    「iPhone8」用は従来品よりも150%割高

    iPhone8」には、5.8インチのOLEDディスプレイが搭載されると噂されています。OLEDディスプレイに対応した3D Touchモジュールは、従来の液晶ディスプレイ用よりも構造が複雑になるため、通常、液晶ディスプレイ用よりも50%程度割高となるのが相場だそうです。
     
    しかし、タッチスクリーンメーカーのTPKからAppleへの納入価格は、従来の液晶ディスプレイ用タッチスクリーンの価格が1枚あたり7ドルから9ドル(約780円から1,000円)なのに対し、「iPhone8」のOLEDディスプレイ用の価格は18ドルから22ドル(約2,000円から約2,450円)と、およそ150%も割高となっていると報じられています。

    OLEDディスプレイ埋め込み式のTouch IDも関係?

    サプライヤーからの調達価格を厳密に査定することで知られるAppleが、一般的な相場よりもかなり高い、従来品の2.5倍という高価格を受け入れた理由は不明です。
     
    可能性としては、「iPhone8」の出荷が遅れる原因とも噂される、OLEDディスプレイ埋め込み式の指紋認証センサーに対応するため、とも考えられます。
     
    「iPhone8」の価格については、ゴールドマン・サックス証券のアナリストが先日、128GBモデルは999ドル(約11万1,000円)、256GBモデルが1,099ドル(約12万2,500円)になるだろうとの予測を発表しています
     
     
    Source:9to5Mac
    (hato)

     
     

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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