【注意】ニセマリオにご用心！「スーパーマリオラン」公開前に不正アプリが大量発生中！

 
iOS向けに間もなく公開される「スーパーマリオラン」の注目度に便乗した不正アプリが大量発生している、とトレンドマイクロが注意を呼びかけています。

「マリオ」を名乗る不正アプリが大量発生中！

トレンドマイクロによると、2012年以来今年11月までに、タイトルに「Mario」を含むAndroid向け不正アプリを累積で9,000件以上確認し、解析を行っている、とのことです。
 
なかには、大胆にも「Super Mario」を名乗って海外のサードパーティマーケットで公開されていたものもありました。
 

アジア圏を中心に被害多発！日本でも存在を確認

アプリはインドネシア（41%）、インド（33%）などアジア圏が多数で、日本でも確認されています。
 

問題なさそうな、ゲームが遊べるアプリまで！

これらのアプリの中には、「アップデート」と称して別のアプリをインストールしようとするものや、「機器管理者」権限を要求する不正アプリも確認されています。
 

 
さらに悪質なケースでは、ゲームが遊べるので問題ないと思わせておいて、背後で不正なアプリをインストールし、バナー広告を表示するなどの動作をするものが確認されています。
 

 
不正アプリインストール後には、怪しいバナーで画面が占拠されてしまいます。
 

「無料」「Android版がある」などの誘い文句に騙されないで！

12月15日（米国太平洋時間）に公開される「スーパーマリオラン」はiOS向けのみで、Android版の公開予定はありません。
 
また、「スーパーマリオラン」は全機能をプレイするには1,200円を支払う必要がありますが、「無料でプレイできる」など、怪しい誘い文句でダウンロードを促すサードパーティマーケットにひっかからないよう、ご注意ください。
 
なお、「スーパーマリオラン」は不正コピー等の予防のため、プレイ時にインターネット接続が必要であることが明かされています。
 
今回、トレンドマイクロが指摘しているのはAndroid向け不正アプリですが、iPhoneユーザーを標的にした不正なWebサイトなどの登場も懸念されますので、怪しい誘いには乗らないよう、ご注意ください。
 
 
Source:トレンドマイクロ
(hato)