iPhone Air 2は本体厚5.24mmでバッテリー容量11%増?実現可能性を考察

iPhone Air 2は広角カメラに加えて超広角カメラを搭載し、2眼化が実現すると噂されています。
超広角カメラモジュールを追加すれば、その分だけ内部スペースが必要になりますが、バッテリー容量についても増加するとの情報が出ています。
さらに、本体厚を現行iPhone Airより0.4mm薄くするとの噂もあり、2眼化、バッテリー増量、薄型化をどのように両立するのかが気になるところです。
iPhone Air 2は5.24mmに薄型化?
iPhone Air 2について2眼カメラの搭載予想が相次ぐ中、今度は本体の薄型化に関する情報が投稿されています。
投稿では、iPhone Air 2の本体厚は現行モデルより0.4mm薄くなるとされています。
実現すれば、iPhone Airの5.64mmから、iPhone Air 2では5.24mmまで薄型化されることになります。
2眼化とバッテリー増量も同時実現?
さらに、薄型化しながらバッテリー容量も増えるとされています。iPhone Air 2のバッテリー容量は3,500mAhになるとの噂があり、現行iPhone Airの3,149mAhから約11%増加する計算です。
その場合、Appleは少なくとも次の2つの相反する課題を同時に解消する必要があります。
- 超広角カメラモジュール追加による部品点数の増加
- 本体薄型化によるバッテリー搭載スペースの減少
現行iPhone Airでは、ロジックボードなど多くの部品を上部のカメラ台座付近へ集約し、本体中央部の大部分をバッテリーに割り当てています。
2眼化する場合、このカメラ台座部分に新たなカメラモジュールを追加する必要があるため、内部レイアウトをかなり大きく見直すことになりそうです。

iPhone18 Proと同じFace ID機構搭載で実現か
iPhone18 ProシリーズではFace ID機構の一部が画面下に配置されたことで、内部部品のレイアウトも変更されています。
iPhone Air 2にも同様の技術を応用すれば、超広角カメラを追加しても内部で部品同士が干渉するのを避けられるのではとの意見が、X(旧Twitter)ではよく見受けられます。
また、iPhone Duoでは画面下埋め込み型カメラも実用化されており、こうした小型化技術を取り入れることで、2眼化に必要な内部スペースを確保することも考えられます。
金属外装だけでは11%増は難しい?
iPhone18 Pro Maxではバッテリー容量が前モデルから約9.4%(物理SIMモデル)〜約11.8%(eSIMモデル)増加しました。これにはバッテリーの金属外装化によってセルが利用できる内部容積を拡大できたことも影響していると考えられています。
一方、iPhone18 Proは前モデルからすでに金属外装バッテリーを採用していたため、バッテリー容量の増加率は約0.85%(物理SIMモデル)〜約1.7%(eSIMモデル)に留まりました。
現行iPhone Airも金属外装バッテリーを採用していることが分解で確認されています。そのため、iPhone Air 2が噂通り約11.1%もバッテリー容量を増やすのであれば、金属外装以外の工夫が必要になるでしょう。
有機EL(OLED)ディスプレイに偏光板を不要とするCoE(Color Filter on Encapsulation)技術を採用してパネルを薄型化できれば、そこで生まれたわずかな内部空間をバッテリー側へ振り分けることも考えられます。
5.24mmへの薄型化は本当に可能?
2眼化とバッテリー増量の両方だけなら、内部レイアウトの刷新や部品の小型化によって実現する余地はありそうです。
しかし、それと同時に本体厚を0.4mm減らして5.24mmにするとなると、難易度は一段と高くなります。
薄型化の噂は、iPhone Duoは展開時の本体厚が5.2mmなので、「Appleには5.2mm前後のiPhoneを製造できる技術がある」という点では、iPhone Air 2の5.24mmという数字にも現実味があるように感じられます。
ただし、iPhone Duoは左右2つの筐体にバッテリーや基板などの部品を分散できる折りたたみモデルです。1つの筐体にカメラ、バッテリー、基板、冷却機構などをすべて収める必要があるiPhone Air 2とは条件が大きく異なります。
そのため、「iPhone Duoが5.2mmだからiPhone Air 2も5.24mmにできる」というだけでは、薄型化説を裏付ける十分な根拠にはならないでしょう。
また、iPhone18 Proシリーズのようにベイパーチャンバーの面積を拡大する場合、それも薄型化を阻害する要素となりえます。
薄型化より2眼化と電池増量が優先?
2眼カメラの搭載についてはBloombergのマーク・ガーマン記者も伝えており、すでにプロトタイプが高度なテスト段階に入っているとの情報があります。
バッテリーについても、3,500mAhとの具体的な数値が報告されており、現行モデルの弱点だったカメラ性能とバッテリー駆動時間を改善する方向性には一貫性があります。
それに対し、5.24mmという本体厚については、現時点ではそれほど確度の高い情報はありません。
AppleがiPhone Air 2で商品力を高めるのであれば、さらに0.4mm薄くすることよりも、2眼化とバッテリー駆動時間の改善を優先するほうが製品としてのメリットは大きそうです。
最終的に本体厚が現行モデルとほぼ同じ5.64mm前後に留まったとしても、超広角カメラと、安定した冷却性能の確保が有利に作用すると考えられます。
Photo: iFixit, Saurav(@Saurav_DJ47)/X

