Apple「iPhone6sのバッテリー問題は製造時の空気露出のせい」

    iphone バッテリー

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    Appleは、現在バッテリー交換で対処しているiPhone6sのシャットダウン問題について、「製造中に空気に長時間露出してしまったため」と説明しています。

    原因は長時間空気に触れたため

    中国のユーザーからの苦情で始まり、現在はAppleがバッテリーを交換するプログラムを立ち上げるという形で対処中の、iPhone6sが突然シャットダウンする不具合について、Appleが現地時間12月2日、同社の中国のサイトで公式見解を発表しました。
     
    2015年9月および10月に製造された一部のiPhone6sに搭載されているバッテリーが、バッテリーパックに組み入れられる前に、通常よりも長い時間、空気に露出していたことが判明した、とAppleは述べています。その結果、これらのバッテリーは他の正常なバッテリーよりも劣化が早まり、シャットダウン問題を引き起こしたというのが同社の見解です。ただし、安全性には問題はないと強調しています。

    他には問題はないと強調

    またAppleは同じページで、極度に気温の低い場所など、ある特定の状況下に置かれると、iPhoneは自動的にシャットダウンするよう設計されていると記しています。
     
    さらに今回のシャットダウン問題の原因について、さまざまな要因を徹底的に調べた結果、新たな問題となる要素は見つからなかったとまとめています。
     
    なおAppleは、シリアル番号を入力するだけで、バッテリー交換対象となるiPhone6sかどうかが確認できるページを公開しています。iPhone6sユーザーで自分の端末が対象かどうか気になる、あるいは以前からバッテリーに不具合があったという方は、すぐにチェックしましょう。
     
     
    Source:Apple(中国サイト) via AppleInsider
    (lunatic)

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