VoLTEより高音質、画面操作せずに通話…ドコモが新サービス発表

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NTTドコモは、11日に開催した新製品発表会にて、2016年夏モデル端末をお披露目しましたが、新たな音声通話サービス「VoLTE(HD+)」、画面をタップしなくても電話をかけたり受けたりできる「スグ電」、暮らしの”困った”を解決するさまざまなサービス「dリビング」などの新サービスについても発表しました。

VoLTE通話よりさらに高音質になった「VoLTE(HD+)」

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「VoLTE(HD+)」は、超広帯域対応の次世代通話用コーデック「EVS」を活用した、国内初となる通話サービスです。VoLTEによる通話よりもさらに高音質で、肉声に近いクリアな通話が可能となります。
 

 
「VoLTE(HD+)」はVoLTEと同じ料金で利用でき、対応機種は、「Galaxy S7 edge」「AQUOS ZETA」「Xperia X Performance」の3機種となっています。
 

画面を操作しなくてもOK!振るだけで電話をかけられる「スグ電」

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「スグ電」は、画面を操作(タップ)せずに本体を振るだけで、電話を受ける・かける・切る、また着信音を消したり応答を拒否できたりする新機能です。
 
この機能では、着信中の端末を耳に当てるだけで電話に出ることができ、通話を切るときは端末の画面を下向きにして、平らなところに置くだけと、タッチ操作が不要で短い手順なのがポイントです。
 
対応機種は、「arrows SV」「Galaxy S7 edge」「AQUOS ZETA」「Xperia X Performance」の4機種となっています。
 

受信時最大速度375Mbps!「PREMIUM 4G」は6月スタート

データ通信がさらに高速化します。複数の周波数帯を束ねる「キャリアアグリゲーション」技術の組み合わせにより、受信時最大速度375Mbpsを実現した新たな通信サービス「PREMIUM 4G」が、6月より提供開始となります。
 
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複数の周波数帯を束ねて帯域幅を拡大することで、高速通信が可能になるだけでなく、ある周波数帯の電波状況が悪化しても、別の電波状況がよい周波数帯で通信することで、安定した通信となります。対応機種は、「Galaxy S7 edge」「Xperia X Performance」の2機種となっています。
 
また、新たな周波数帯域として3.5Ghz帯を、6月より利用開始します。いままでの周波数帯2Ghz、1.7Ghz、1.5Ghz、800Mhzに、新たに3.5Ghz帯を加えた5つの周波数を効率よく利用し、受信時最大速度370Mbpsを実現。そのほか3.5Ghz+2Ghzのキャリアアグリゲーションによる受信時最大332.5Mbpsも提供予定です。
 
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対応機種は「Wi-Fi STATION」で、受信時最大370Mbps、332.5Mbpsは国内の一部エリアのみとなります。375Mbpsは5月19日より、3.5Ghz帯は6月下旬より、全国主要都市からサービス開始予定です。

生活サポートサービスを拡充!7月開始の「dリビング」

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また、生活トラブルや家事サービスのサポートなど、暮らしに役立つサービスを提供していた「家のあんしんパートナー」をリニューアルし、子育て支援のサービスメニューなどを追加した新サービス「dリビング」を、2016年7月より提供開始します。
 
新サービスでは、従来の生活サポートメニューに加え、子どもの世話や送迎、外出先での預かりなどのシッターサービス、買い物を含めた食事の用意などの家事代行サービスが利用できます。
 
また「dリビング」として新たにポータルサイトとアプリを提供。留守中の部屋や離れた家族の見守り機能、家庭で使用中の電力(電気料金、使用量)などのモニタリング、毎日の暮らしがおとくになるキャンペーン情報などが受け取れるようになります。
 
利用料金は月額税別450円ですが、新たに月額会員として契約しなくても単発でサポートを利用できる「ビジタープラン」も新設。水道トラブルなど突発的な生活トラブルに対するサポートを都度利用することが可能です。
 
 
Source:NTTドコモ(VoLTE/VoLTE(HD+), スグ電, PREMIUM 4G, dリビング)
(asm)

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この記事を書いた人

前職は新聞社の校閲記者。経験を活かし2013年からライター、2016年から編集記者として活動中。iPhone歴は3GS→5s→6s Plus→X→11 Pro Max→12 Pro→14 Pro。

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