アメリカでは4分の3がiPhone6以降の端末―残るはiPhone5se待ち?

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iPhone6s
 
アメリカで使われている約1億1,000万台のiPhoneのうち、約8,100万台がiPhone6以上であることが。Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)の調査から判明しました。

4分の3がiPhone6以降


アメリカにおける1億1,000万台のiPhoneのうち、ほぼ4分の3にあたる約8,100万台がiPhone6以降のデバイスであるという事実は着目すべきでしょう。アップルのiPhone乗り換えシステム(通称:エコ・システム)が有効に機能していると言えるからです。約8,100万台の内訳は、iPhone6とiPhone6 Plusが約6,200万台、iPhone6sとiPhone6s Plusが約1,900万台となっています。
 
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「2013~2014年の同じ時期で、iPhone5sは約4,000万台売れた。驚くべきことではないが、iPhone6s/6s PlusはオリジナルのiPhone6/6 Plusほどには売れていない。昨年の時点で新たなサイズ(5.5インチ)に対する乗り換えが増加していたため、第2世代においては潜在的購入層が限られてしまっていた」とCIRPの創業者であるMike Levin氏は述べます。
 
2015年11月に同社が発表したデータで、約400万台がiPhone6s/6s Plusであったことを思えば、単純計算でその後約1,500万台が同最新モデルへとアップグレードしたことになります。
 
仮にアップグレードへの伸びが緩やかになっているとすれば、今の端末で特に不具合を感じていないか、お目当ての端末が出てこないことが理由だと思われますが、ひとまず久々の4インチとなるiPhone5seの登場でユーザーが一体どのように動くのか、楽しみですね。
 
 
Source:iPhone in Canada
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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