M5搭載Vision Proが来年製造へ?Apple Intelligence対応
次期Apple Vision ProはM5を搭載し、空間コンピューティングとApple Intelligenceとの融合が図られるとの予想を、アナリストのミンチー・クオ氏が伝えています。
M5は、TSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」か、2nmプロセス「N2」で製造されるとの噂があります。
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2025年下半期(7月〜12月)から量産開始
クオ氏によれば、M5搭載Apple Vision Proは現行モデルの後継として、2025年下半期(7月〜12月)から量産が開始されるとのことです。
主な改良点は搭載されるAppleシリコンがM2からM5に変更されて処理能力が向上することで、空間コンピューティングの中でApple Intelligenceが実行できるようになるようです。
基本デザインを維持、販売価格が値下げされると予想
次期Apple Vision ProのメインチップがM5に変更される場合、R1もR2へと進化する可能性があります。
M5搭載Apple Vision Proの仕様は現行モデルからあまり変わらないことで、製造コストが低く抑えられ販売価格は値下げされるとクオ氏は予想しています。
軽量化とバッテリー駆動時間の延長も実現
また、M5搭載Apple Vision Proでは軽量化とバッテリー駆動時間の延長も実現されるとクオ氏は述べています。
Apple Vision ProでApple Intelligenceが利用可能になることは、映し出されるビデオによる体験が大幅に向上すると考えられ、ユーザーに強い印象を残すことになるとクオ氏は期待感を示しています。
これが、低迷するヘッドセット市場拡大に寄与するかどうか注目されます。
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)/Medium