Meta、LGとのパートナーシップでVision Pro競合製品を開発中

meta quest 3

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FacebookやInstagramの運営で知られるMetaが、韓国のLGとのパートナーシップの下、Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの競合製品を開発していることが明らかになりました。同製品の販売価格はVision Proよりもかなり安くなる見通しであるとのことです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Metaが、MRヘッドセット開発においてLGとのパートナーシップを締結。
2. AppleのVision Proの競合製品となる見通し。
3. 「Quest 4 Pro」の販売価格はVision Proの6割未満になると予想。

パートナーシップはVision Proの発表後に締結か

韓国メディアMaekyung(매일경제)が伝えたところによれば、MetaLGとタッグを組み、「Quest 4 Pro」なるヘッドセットの開発を行っているとのことです。同メディアいわく、このパートナーシップはAppleのVision Pro発表後に締結された可能性が高いとのことです。
 
Vision Proの革新的な要素はそこまで強くないとする意見もある一方、Samsungが競合製品の開発予定を変更せざるを得なかったほど、Appleのヘッドセットが業界に与えたインパクトは大きかったと言えます。
 
MetaのQuest 4 Proは2025年の発売が見込まれています。Appleは2024年始めのVision Proリリースを目指しており、両社は同じタイムラインの上で動いていると見ることができます。

販売価格はVision Proの6割未満に

MetaのQuest 4 Proの販売価格は、Apple Vision Proの3,499ドルの6割未満の2,000ドルほどになると見積もられています。
 
Metaとのパートナーシップにおいて、LGがどのような役割を果たすのかは不明ですが、同社は2019年にMRヘッドセット関連の特許を申請しており、この特許技術がヘッドセットに使用される可能性が指摘されています。
 
 
Source:매일경제 via Wccftech
Photo:Meta
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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