Apple Vision Proは段階的に展開〜日本進出は2025年になってから?

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Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Pro展開計画が、Bloombergのマーク・ガーマン氏によって報じられています。同機は来年初めに米国で発売に至る見通しであるものの、国際展開は2024年末になってからで、最初は英国とカナダが市場として検討されているとのことです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleのMRヘッドセットVision Proの展開計画が報じられている。
2. 同機は来年初めに米国で発売に至る見通しで、国際展開は2024年末になってから。
3. 日本での発売は2025年になってからになる可能性がある。

日本での展開はかなり後になる?

AppleはVision Proをヨーロッパとアジアで展開予定とのことで、フランス、ドイツ、オーストラリア、中国、香港、日本、韓国向けのローカライゼーション作業が現在行われているといいます。
 
すでに米国内ではVision Proヘッドセットの小売販売の準備が行われており、Apple Store内に特別なエリアを設置する計画もあるそうです。
 
なお、デバイスが高価なこともあり、当初は1店舗あたり1〜2台のみのデモ機しか用意されない可能性が高いとみられています。

購入にはアポが必要に

Appleは2015年のApple Watch発売時と同じく、Vision Proの発売時、購入者にアポイントメントを取ることを求めるそうです。
 
スタッフとのセッションで、デバイスが正しく装着されているかなどが確認されるようですが、事前にオンラインポータルを介して、眼科の処方箋を提出し、適切な視力補強レンズのオーダーメイドも可能になる見通しです。

人の頭部をスキャンする新アプリも開発中?

AppleはVision Pro購入者向けの人の頭部をスキャンするためのiPhoneアプリの開発も行っており、アクセサリーサイズの計測も事前に行えるようになるとされています。
 
Vision Proの販売に関して、Appleは少なくとも2025年まではサードパーティー再販業者との提携は考えておらず、オンラインと直営店でのみデバイスは購入可能となる見通しです。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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