中古iPhoneの買取・販売方法 お得に売りたい買いたい

    中古iPhone買取相場表(売りたい人) 2019年3月14日更新

    docomo au SoftBank SIMフリー
    iPhone X 256GB ¥68,500 ¥68,000 ¥68,000 ¥78,500
    iPhone X 64GB ¥63,000 ¥62,000 ¥62,000 ¥74,500
    iPhone8 Plus 256GB ¥58,000 ¥57,000 ¥57,000 ¥67,000
    iPhone8 Plus 64GB ¥48,000 ¥47,000 ¥47,000 ¥56,000
    iPhone8 256GB ¥46,500 ¥45,500 ¥45,500 ¥54,500
    iPhone8 64GB ¥39,000 ¥38,000 ¥38,000 ¥47,000
    iPhone7 Plus 256GB ¥45,000 ¥44,000 ¥44,000 ¥50,000
    iPhone7 Plus 128GB ¥42,000 ¥41,000 ¥41,000 ¥47,000
    iPhone7 Plus 32GB ¥37,000 ¥36,000 ¥36,000 ¥42,000
    iPhone7 256GB ¥37,000 ¥36,000 ¥36,000 ¥41,000
    iPhone7 128GB ¥32,000 ¥31,000 ¥31,000 ¥36,000
    iPhone7 32GB ¥29,000 ¥28,000 ¥28,000 ¥33,000
    iPhone 6S Plus 128GB ¥26,000 ¥26,000 ¥26,000 ¥34,000
    iPhone 6S Plus 64GB ¥24,000 ¥24,000 ¥24,000 ¥32,000
    iPhone 6S Plus 32GB ¥22,000 ¥22,000 ¥22,000 ¥30,000
    iPhone 6S Plus 16GB ¥19,000 ¥19,000 ¥19,000 ¥27,500
    iPhone 6S 128GB ¥21,000 ¥19,000 ¥19,000 ¥31,500
    iPhone 6S 64GB ¥19,000 ¥17,000 ¥17,000 ¥25,500
    iPhone 6S 32GB ¥17,000 ¥15,000 ¥15,000 ¥23,000
    iPhone 6S 16GB ¥15,000 ¥13,000 ¥13,000 ¥21,500
    iPhone 6 Plus 128GB ¥22,000 ¥16,000 ¥16,000 ¥22,000
    iPhone 6 Plus 64GB ¥20,000 ¥14,500 ¥14,500 ¥20,500
    iPhone 6 Plus 16GB ¥16,500 ¥12,500 ¥12,500 ¥18,500
    iPhone 6 128GB ¥14,000 ¥13,000 ¥13,000 ¥19,500
    iPhone 6 64GB ¥12,500 ¥11,500 ¥11,500 ¥18,500
    iPhone 6 16GB ¥10,500 ¥9,500 ¥9,500 ¥16,500
    iPhone SE 128GB ¥16,000 ¥15,500 ¥15,500
    iPhone SE 64GB ¥14,000 ¥13,500 ¥13,500 ¥20,000
    iPhone SE 32GB ¥12,000 ¥14,500 ¥11,500
    iPhone SE 16GB ¥10,000 ¥9,500 ¥9,500 ¥15,000
    iPhone 5s 64GB ¥8,500 ¥7,500 ¥7,500 ¥13,500
    iPhone 5s 32GB ¥7,500 ¥6,500 ¥6,500 ¥12,500
    iPhone 5s 16GB ¥6,500 ¥5,500 ¥5,500 ¥11,500
    iPhone 5c 32GB ¥5,500 ¥4,500 ¥4,500 ¥8,500
    iPhone 5c 16GB ¥4,500 ¥3,500 ¥3,500 ¥7,500
    iPhone 5 64GB ¥5,000 ¥5,000 ¥7,000
    iPhone 5 32GB ¥4,000 ¥4,000 ¥6,000
    iPhone 5 16GB ¥3,000 ¥3,000 ¥5,000

    ※独自に調査した価格表です。店舗やiPhone本体の状態により価格は変化します。買取の価格を保証するものではありません。

    中古iPhone販売相場表(買いたい人) 2019年3月14日更新

    docomo au SoftBank SIMフリー
    iPhone X 256GB ¥94,300 ¥93,390 ¥89,890 ¥94,890
    iPhone X 64GB ¥85,300 ¥83,390 ¥85,890 ¥89,800
    iPhone8 Plus 256GB ¥82,800 ¥83,390 ¥81,140 ¥78,800
    iPhone8 Plus 64GB ¥60,800 ¥62,800 ¥65,800 ¥72,300
    iPhone8 256GB ¥66,300 ¥62,800 ¥72,300 ¥63,800
    iPhone8 64GB ¥55,300 ¥51,800 ¥51,800 ¥54,910
    iPhone7 Plus 256GB ¥63,300 ¥57,800 ¥62,800 ¥68,800
    iPhone7 Plus 128GB ¥58,800 ¥47,800 ¥53,800 ¥61,300
    iPhone7 Plus 32GB ¥48,800 ¥43,800 ¥54,800
    iPhone7 256GB ¥48,300 ¥39,300 ¥50,800 ¥51,300
    iPhone7 128GB ¥37,300 ¥27,800 ¥31,300 ¥44,800
    iPhone7 32GB ¥37,050 ¥27,800 ¥29,950 ¥43,800
    iPhone 6S Plus 128GB ¥39,800 ¥40,300 ¥39,800 ¥54,800
    iPhone 6S Plus 64GB ¥37,300 ¥34,300 ¥35,890 ¥44,300
    iPhone 6S Plus 32GB ¥54,800
    iPhone 6S Plus 16GB ¥28,800 ¥33,390 ¥29,000 ¥47,300
    iPhone 6S 128GB ¥26,800 ¥32,800 ¥25,300 ¥38,800
    iPhone 6S 64GB ¥19,300 ¥21,800 ¥15,800 ¥31,300
    iPhone 6S 32GB ¥27,300 ¥17,800 ¥31,800
    iPhone 6S 16GB ¥16,800 ¥16,300 ¥15,300 ¥28,800
    iPhone 6 Plus 128GB ¥32,800 ¥32,800 ¥25,800 ¥34,300
    iPhone 6 Plus 64GB ¥23,800 ¥22,800 ¥22,300 ¥25,300
    iPhone 6 Plus 16GB ¥24,300 ¥21,300 ¥18,800 ¥23,300
    iPhone 6 128GB ¥17,390 ¥16,800 ¥14,800 ¥23,800
    iPhone 6 64GB ¥16,800 ¥16,800 ¥15,300 ¥34,700
    iPhone 6 16GB ¥13,390 ¥14,300 ¥11,800 ¥27,800
    iPhone SE 128GB ¥38,800
    iPhone SE 64GB ¥23,890 ¥16,050 ¥20,800 ¥23,800
    iPhone SE 32GB ¥18,890 ¥26,300
    iPhone SE 16GB ¥17,800 ¥14,140 ¥13,800 ¥20,300
    iPhone 5s 64GB ¥11,300 ¥12,890 ¥11,890 ¥17,980
    iPhone 5s 32GB ¥10,390 ¥9,890 ¥8,890 ¥17,300
    iPhone 5s 16GB ¥9,390 ¥7,980 ¥5,890 ¥13,800
    iPhone 5c 32GB ¥9,390 ¥6,980 ¥10,300
    iPhone 5c 16GB ¥9,800 ¥7,380 ¥5,980
    iPhone 5 64GB ¥7,800 ¥5,980 ¥19,800
    iPhone 5 32GB ¥6,800 ¥7,800 ¥10,800
    iPhone 5 16GB ¥5,480 ¥5,240

    ※独自に調査した価格表です。店舗やiPhone本体の状態により価格は変化します。販売の価格を保証するものではありません。

    目次

    中古iPhoneをなるべく安く買う方法

    ・オークション(ヤフオクやメルカリ)で中古iPhoneを買うメリットとデメリット
    ・中古iPhone販売サイトを利用する
    オークションで中古iPhoneを買う時の注意点

    ・赤ロムに注意・赤ロムとは
    ・IMEI番号の確認と照会(ネットワーク利用制限)
    ・アクティベーションロックの確認
    ・保証期間の有無
    ・SIM(シム)ロック解除について
    中古iPhoneを買ったら(初期設定方法など)

    ・SIMカードを差す
    ・SIMカードの種類
    ・iTunesに接続する
    ・初期設定をする
    ・データの移行方法
    中古iPhoneを売る方法

    ・オークション(ヤフオクやメルカリ)で中古iPhoneを売るメリットとデメリット
    ・中古iPhone買取サイトを利用する
    中古iPhoneをオークションで売る時の注意点

    ・赤ロム化に注意
    ・IMEI番号の確認と照会(ネットワーク利用制限)
    ・アクティベーションロックのチェック
    ・保証期間のチェック
    ・SIM(シム)ロック解除のチェック
    ・端末IMEIと元箱記載のIMEIの確認
    ・その他明記しておいた方がいい項目
    キャリアの「下取り」について

    ・キャリア別 下取り表
    中古iPhoneを買取業者に売る時の注意点

    ・赤ロムに注意・赤ロムとは
    ・データのバックアップを忘れずに
    ・端末の初期化を忘れずに
    中古iPhoneを売る手段のそれぞれのメリットとデメリット
    ・キャリアの下取りに出す
    ・中古スマホの買取り業者に買い取ってもらう
    ・オークション(ヤフオクやメルカリ)を利用して自分で売る

    iPhone機種別スペック表
     
    中古スマホの市場環境

    中古iPhoneを買いたい

    中古iPhoneをなるべく安く買う方法

    ・オークション(ヤフオクやメルカリ)で中古iPhoneを買うメリットとデメリット
    ・中古iPhone販売サイトを利用する
    オークションで中古iPhoneを買う時の注意点

    ・赤ロムに注意・赤ロムとは
    ・IMEI番号の確認と照会(ネットワーク利用制限)
    ・アクティベーションロックの確認
    ・保証期間の有無
    ・SIM(シム)ロック解除について
    中古iPhoneを買ったら(初期設定方法など)

    ・SIMカードを差す
    ・SIMカードの種類
    ・iTunesに接続する
    ・初期設定をする
    ・データの移行方法
    「新機種を新品で買うのは高すぎる」「2台持ちをしたいけどそこまで頻繁に使うわけではないし、安く用意したい」など、iPhoneをなるべく安く手に入れたいという方は少なくありません。ここでは、そんな中古iPhoneをお得にゲットしたいあなたのために、中古iPhoneを買う時の手段、注意点などを紹介、解説します。

    中古iPhoneを買う方法

    中古iPhoneを買う方法

    中古のiPhoneを買う手段は「ヤフオクやメルカリなどのネットオークションで買う」「中古iPhoneの買取り業者から買う」の大きく2つに分かれます。自分に合った購入方法を、まずはメリットとデメリットを見比べて選んでみてください。

    1

    ネットオークション(ヤフオクやメルカリ)で中古iPhoneを買うメリットデメリット

    「中古のiPhoneをより安く買いたいな」と思うと、真っ先にヤフオクやメルカリといったネットオークションを利用することを思い浮かべるのではないでしょうか。「中古iPhoneの販売業者だと手数料などで割高になっていそうだから」と思う方が多いと思います。ですが、個人間の取引にはメリットはもちろん、デメリットも存在します。一度目を通して自分に合うかどうかを確認してみてください。

    メリット
    • 安く買える事がある。個人間なので高めの手数料や売り手側の過剰な利益が乗っていないことが多い。(オークションで業者が販売していることもあります)
    • タイミングにより、相場よりも安く状態の良い物が入手できる可能性がある。
    デメリット
    • 事前に中古iPhoneの相場を調べなければならない。
    • 自分の想定する値段と出品されている値段の相違が大きいことがある。
    • 新iPhone発売や発表の前後などで価格が大きく変動し、欲しい時に適切な値段で買えない場合がある。
    • 取引相手も個人のため、中古iPhoneを売るための事前準備が完全でなく取引完了後にトラブルになる可能性がある。

    POINT

    最後に挙げた「取引相手も個人のため、中古iPhoneを売るための事前準備が完全でなく取引完了後にトラブルになる可能性がある」は特に注意すべき点で、相手がきちんと対応してくれる場合がほとんどですが、もし故意に不具合を隠されていたり、本体の支払いを行わず赤ロムと呼ばれるものになってしまい、それを放置されてしまえば、そのトラブルへの対処で余計なお金がかかってしまったり、何より精神的に疲れてしまいます。
    こんなことなら多少高くてもちゃんとした販売業者で買えばよかった!

    このように、中古iPhoneをネットオークションで購入する際には、事前に相場や気を付けるべき点などを勉強しておく必要があるので、忙しく社会人生活を送る私達には少しハードルが高く感じられますね。

    2

    中古iPhoneの買取り業者を利用して中古iPhoneを買うメリットデメリット

    上で解説した通り、中古iPhoneを購入する際「オークションなら安く入手できそうな気がする」と気軽にヤフオクやメルカリで中古iPhoneを購入しようとすると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

    そこで、「事前に色々勉強しなきゃいけないのは面倒だし、中古iPhoneの買取りや販売をし慣れている業者なら安心だから、少しくらい高くてもプロから買おう」と思われた方は、中古iPhone、中古スマホを専門に販売する業者から購入するのがおすすめです。

    メリット
    • 長年中古iPhoneを取り扱ってきた実績があり、安心して購入できる。
    • 取引がスムーズにできる。
    • 購入後のアフターサービスがある場合が多い。
    • 購入時にバッテリーの交換や画面のガラス交換も受け付けているところも多い。
    デメリット
    • 掘り出し物を見つけたい人にはおすすめでない。
    • 「業者を通すと事務手数料を沢山取られるんじゃないか」というイメージがある。

    もしあなたが「どうしてもネットオークションで掘り出し物を見つけたい!」という意気込みをお持ちでしたら、この下の項目で「オークションで中古iPhoneを買う時の注意点」を紹介していますので、是非そちらで予備知識を身につけ、ネットオークションでの中古iPhone購入に挑んでください。

    オークション(ヤフオクやメルカリ)で中古iPhoneを買う時の注意点

    オークションで中古iPhoneを買う時の注意点

    1

    赤ロムに注意・赤ロムとは

    赤ロムとは、iPhoneの購入者がキャリアに支払いを完済しなかったために、キャリアから使用を停止されてしまった端末のことです。

    iPhoneを販売している多くのキャリアでは「2年縛り」を設けており、一括で購入するには高額なiPhoneの代金を2年かけて少しずつ支払えるようにしています。例えばこの2年の間にiPhone本体の代金を完済せずに中古iPhoneとして販売し、その後代金の支払いが滞ったままになってしまうと、そのiPhoneは「赤ロム」としてキャリアから使用できなくされてしまうということです。

    オークションで中古iPhoneを買う時の注意点

    もしもあなたが中古で購入したiPhoneが赤ロムだった場合や、購入後に赤ロムになってしまった場合は、通話やインターネット通信などの基本的な機能も使用できなくなってしまいます。

    ですので、ネットオークションで中古iPhoneを購入する際には、必ず赤ロムでないか、本体代金支払いを完済しているかをしっかり確認してから入札してください。ネットオークションにはジャンク品として赤ロムを販売していることもありますので、「安いから今すぐ即決価格で落とさなきゃ、他の人に買われちゃう!」と焦り、よく確認をせず安易に入札、落札しないように注意してください。

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    IMEI番号の確認と照会(ネットワーク利用制限)

    次に、IMEI番号というものの確認も忘れず行ってください。IMEI番号とは、各携帯キャリアのウェブサイトで、「その端末に利用制限がかかっていないか、残債が無いか」などをチェックできる識別番号のことです。IMEI番号はこちらの各キャリア公式ページから確認できます。

    ネットオークションで出品されている中古iPhoneにはほとんどこのIMEI番号が記載されていると思いますが、もしあなたが気になる商品にIMEI番号が記載されていなかった場合は、質問欄で必ず確認しておきましょう。また、うっかり書き忘れたという場合もあるでしょうが、念のため出品者の過去の取引の評価をチェックして、トラブルが無かったかどうかの確認もしておくと安心です。

    IMEI番号の確認と照会(ネットワーク利用制限)

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    アクティベーションロックの確認

    アクティベーションロックとは、「iPhoneを探す」という、iPhoneの盗難による不正利用防止のための機能がONになっている状態のことを言います。

    このアクティベーションロックがされている状態だと、例えiPhoneを初期化したとしても、前所有者のApple IDやパスワードを求められるため、取引が終了して以降に出品者に端末を返送して解除してもらうなど、手間や時間のかかることをしなければならなくなります。ですので、これも中古iPhoneをネットオークションで購入する際には必ず確認しておくべき項目です。

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    保証期間の有無

    Appleメーカー保証

    こちらはよくある初期不良や不具合に対応するために1年間無償でついている保証です。落とすなどして画面のガラスを割ってしまった場合や、水没させてしまったなどの使用者の不注意による故障には対応されませんので注意してください。

    中古iPhoneと言っても、購入後間も無く出品され新品同様で、この保証期間も十分に残っている場合があります。その場合は、取引後iPhone本体が手元に届いたら初期不良や不具合が無いかをしっかり確認しておきましょう。

    AppleCare

    こちらは有料で加入できる保証で、保証期間が2年になり、メーカー保証では対応されない水没やガラスの破損も2回まで修理してもらえます(別途費用)。この保証が残っている本体の出品もあります。

    また、iPhone購入から30日以内ならば最初の購入者でなくとも、中古で購入した側でもこの保証に入れます。ただ、2年保証で1万~2万円(機種によって異なる)と少々お高いので、あまり重要視する必要は無いでしょう。
    保証期間の有無

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    SIM(シム)ロック解除について

    「SIM」とは、SIMカードという小さなカードをiPhone本体に挿入することで、通信や通話が可能になるもののことで、「SIMロックされている」というのは、各携帯キャリアによって、そのキャリアのSIMカード以外をiPhoneに差しても使えない状態になっていることを言います。つまり、SIMロックが解除されているiPhoneならば、どの携帯キャリアから発行されたSIMカードでも使用可能になります。

    例えば、ネットオークション(ヤフオクやメルカリ)で出品されているiPhoneがdocomoで購入された製品の場合、SIMロックが解除されていないのであれば、あなたが利用するSIMカードがdocomoでないと利用できません。SIMロックは最初の購入者本人しか解除できないため、SIMロックが解除されているかどうかは重要なポイントです。

    SIMロックの解除ができるiPhoneは、iPhone6s以降のモデルです。ネットオークションで中古iPhoneを探す場合は、あなたと同じキャリアで購入されたiPhoneを探すか、「SIMロック解除済み」などと明記されたものを購入すると、スムーズに購入後の初期設定を行うことができます。

    以前はauのみ契約者以外でもSIMロックの解除をしてもらえましたが、2017年12月1日からは条件が変更され、auでも契約者以外のSIMロック解除はできなくなっています。

    POINT

    1. 赤ロム端末でないかの確認。
    2. キャリアの公式サイトでIMEI番号を照会、確認。
    3. アクティベーションロックがされていないかを確認。
    4. 保証期間の有無の確認。
    5. SIM(シム)ロック解除についての確認。

    最低でも、以上の5点を確認してから入札しましょう。

    ほとんどの出品者はあらかじめ以上の項目について明記していると思いますが、もし明記されていない場合には、質問欄から問い合わせてみましょう。もしその時返信が無かったり、曖昧な返答で誤魔化されていると感じたら、その出品者から買うのはやめておいた方がいいでしょう。

    このように、中古iPhoneをヤフオクやメルカリで購入するには様々なことに気を付けなければなりません。中古iPhoneについての予備知識だけではなく、利用するネットオークションの知識も必要になってきますので、少しハードルが高く感じるかもしれません。

    中古iPhoneを買ったら(初期設定方法など)

    中古iPhoneイメージ

    無事iPhoneを手にしたら、次はiPhoneの初期設定をしましょう。もし初期設定の仕方をご存じない方は、以下を参考にしてみてください。

    1

    SIMカードを差す・SIMカードの種類

    1.iPhoneの電源をオフにする

    まずは、iPhoneの電源がオフになっていることを確認します。iPhoneの電源をオフにするには、iPhone上部の電源ボタンを2秒以上長押しします。

    2.SIMカードを差す

    iPhoneの側面に小さな穴が空いているので、そこにクリップの端のような細長く丈夫な棒か、SIMカード取り出し用ピンがある場合はそれを差し込み軽く押すと、SIMカードを差せる小さなトレイが出てきますので、そこにSIMカードを乗せ、トレイを取り出した場所に戻します。

    SIMカードを差す
    SIMカードを差す
    SIMカードを差す

    3.SIMカードの種類

    SIMカードにもiPhoneの世代によって種類が異なりますので、使用する端末にあったサイズのSIMカードを用意する、または使用するSIMカードに合った世代のiPhoneを購入する必要があります。

    種類 対応機種
    標準SIM
    (USIM)
    iPhoneの説明書 SIMカード
    iPhone(初代)
    iPhone3G
    iPhone3GS
    micro SIM
    iPhoneの説明書 SIMカード
    iPhone4
    iPhone4s
    nano SIM
    iPhoneの説明書 SIMカード
    iPhone5
    iPhone5c
    iPhone5s
    iPhone6
    iPhone6 Plus
    iPhone6s
    iPhone6s Plus
    iPhone SE
    iPhone7
    iPhone7 Plus
    iPhone8
    iPhone8 Plus
    iPhone X

    2

    iTunesに接続する

    iPhoneの電源をオンにする

    SIMカードの挿入が完了したら、iPhoneの電源をオンにし、設定を行っていきます。
    電源をオンにする時は、iPhone本体の電源ボタンをまた長押しします。

    言語設定

    iPhoneの画面に「Hello」の文字が表示されるので、画面を右にスワイプします。
    するとiPhoneで使用する言語を選択する画面になりますので、日本語を選択します。

    国設定

    お住まいの国を選択します。日本を選択し次へ。

    iPhoneの説明書 アクティベーション

    キーボード設定

    元々チェックがされているので、特別な使用方法をする場合以外は何も変更せずそのまま「次へ」をタップでOKだと思いますが、日本語を使用したいのに日本語以外の言語が設定されている場合は、日本語を選択して「次へ」。

    iPhoneの説明書 アクティベーション

    iTunesに接続する

    ご自宅のWi-Fiを使用してインターネット接続をする場合は、画面上部の「Wi-Fiネットワークを選択」からご自宅のWi-Fi情報を入力し、設定を行ってください。

    Wi-Fiを使用していない場合は、Wi-Fi設定をせず、そのまま「iTunesに接続」を選択すると、「Wi-Fiなしで続けますか?」と出てくるので、「続ける」をタップし、「iTunesがインストールされていて、インターネットに接続されているパソコン」にUSB接続してください。USB接続は、iPhoneを充電する時に利用するケーブルでできます。iTunesをインストールしてあるパソコンとiPhoneをつないだら、iTunesを起動させます。

    iPhoneの説明書 アクティベーション

    3

    初期設定をする

    iTunesへの接続が成功すると、iPhoneの画面に「位置情報サービス」と表示されるので、更に初期設定を進めていきましょう。

    位置情報サービスを設定する

    位置情報サービスをオンにするかオフにするかを選択します。位置情報差サービスの詳細については、オンオフの選択の下にリンクが表示されますので、そのリンクをタップして確認してみてください。
    オンかオフを選択したら、「次へ」をタップします。

    iPhoneの説明書 アクティベーション

    iPhoneを設定する

    既にiPhoneを使用していた方は、以前使っていたiPhoneの情報のバックアップを用意されていると思いますので、ここで「iCloudバックアップから復元」か「iTunesバックアップから復元」を選択します。
    iPhoneをはじめて使うという方は、「新しいiPhoneとして設定」をタップします。

    iPhoneの説明書 アクティベーション

    Apple IDを設定する

    Apple IDを既にお持ちの方は、「Apple IDでサインイン」をタップし、Apple IDを設定してください。
    Apple IDをまだお持ちでない方は、「無料のApple IDを作成」をタップし、ご自身のApple IDを取得してください。
    まだApple IDの設定を行わずに進める場合は、「この手順をスキップする」を選択します。利用規約に同意し、次へ進みます。

    パスコードを設定する

    このパスコードはiPhoneを使用するうえで度々必要になるものです。忘れないようしっかり覚えられ、かつ「123456」など容易に推測できてしまうものにしないようにしましょう。また、他人には教えないよう気を付けてください。最近では6桁のパスコードを設定するよう指示されますが、初期設定完了後に「設定」から以前の4桁のパスコードに変更することもできます。

    iPhoneの説明書 アクティベーション

    各種設定をして終わりです

    「Siriを使用」または「Siriを使用しない」、や、診断について「送信する」または「送信しない」などの選択を求められますので、選択していくとようやく初期設定が終わります。お疲れ様でした。

    4

    データの移行方法

    iCloudを使ってバックアップを取る

    iCloudを使ってバックアップを取り、それを新しいiPhoneにダウンロードすることでデータの移行を行う場合の手順です。

    1.

    Wi-Fiに接続する

    バックアップを取りたいiPhoneをWi-Fiに接続します。
    ホーム画面から「設定」を起動し、「Wi-Fi」をタップ、Wi-Fiがオン(緑)になっているかを確認します。オフ(白)の場合はタップしてオンにします。

    Wi-Fiに接続する


    2.

    「設定」からバックアップを選択する
    「設定」→「iCloud」を選択し、既にサインインしている場合は「iCloudバックアップ」をタップ、オンにします。

    「設定」からバックアップを選択する

    次に「iCloudバックアップ」をタップ、オンにします。

    「設定」からバックアップを選択する


    3.

    「今すぐバックアップを作成」
    iCloudバックアップをオンにしたら、「今すぐバックアップを作成」を選択し、「今すぐバックアップを作成」の下の「前回のバックアップ」にバックアップを実行した時間が表示されれば成功です。

    「設定」からバックアップを選択する


    4.

    容量が足りずバックアップが取れない場合
    多くの場合、iPhoneで元々オンになっている動画や写真を自動的にiCloudに保存する機能により、バックアップのための容量が足りなくなっていると思います。

    その場合は、PCにバックアップを作成するか、有料でiCloudの容量を増やす、iPhoneの要らないアプリを削除して容量を減らすなどします。PCをお持ちの方は、PCにバックアップを作成するのが一番手軽でおすすめです。PCにバックアップを作成する手順は以下で解説していきます。

    「設定」からバックアップを選択する

    PCを使ってバックアップを取る

    iTunesがダウンロードされているPCにバックアップを作成し、新しいiPhoneにダウンロードすることでデータの移行を行います。

    1.

    PCでiTunesを起動する
    データのバックアップを取りたいiPhoneとPCをUSB接続する前に、PCでiTunesを起動しておきます。


    2.

    デバイスを選択
    接続したiPhoneが認識されると、iTunesの左上にiPhoneマークとして表示されるので、クリックしてiPhoneの情報を表示します。

    「設定」からバックアップを選択する


    3.

    バックアップを実行する
    iPhoneマークをクリックすると、接続したiPhoneの情報が確認できる画面が表示されるので、「概要」をクリックします。

    「バックアップ」の欄から「このコンピュータ」を選択し、右側にある「手動でバックアップ/復元」から「今すぐバックアップ」をクリックします。暗号化する場合は、「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックをいれ、パスワードを設定すると、バックアップが開始されます。

    「設定」からバックアップを選択する

    無事バックアップが作成・更新されると、「最新のバックアップ」の項目の、この「コンピュータ」の日時が更新されます。

    格安SIMを使いたい場合

    中古iPhoneを購入して格安SIMに乗り換えたいという方は、購入した中古iPhoneに、キャリア系格安SIMやMVNOなどから契約後に貰ったSIMカードを差しかえるだけで使用できるようになりますが、ここでも、対応するSIMカードのサイズを間違えないよう気を付けてください。

    中古iPhoneを売りたい

    中古iPhoneを売る方法

    ・ネットオークションで中古iPhoneを売るメリットとデメリット
    ・中古iPhone買取サイトを利用する
    中古iPhoneをネットオークションで売る時の注意点

    ・赤ロム化に注意
    ・IMEI番号の確認と照会(ネットワーク利用制限)
    ・アクティベーションロックのチェック
    ・保証期間のチェック
    ・SIM(シム)ロック解除のチェック
    ・端末IMEIと元箱記載のIMEIの確認
    ・その他明記しておいた方がいい項目
    キャリアの「下取り」について

    ・キャリア別 下取り表
    中古iPhoneを買取業者に売る時の注意点

    ・赤ロムに注意・赤ロムとは
    ・データのバックアップを忘れずに
    ・端末の初期化を忘れずに
    中古iPhoneを売る手段のそれぞれのメリットとデメリット
    ・キャリアの下取りに出す
    ・中古スマホの買取り業者に買い取ってもらう
    ・ネットオークション(ヤフオクやメルカリ)を利用して自分で売る

    中古iPhoneを売る方法

    「今使っているiPhoneを売って、新しいスマホを購入したい」「機種変更をしてそのまま放置しているiPhoneを売りたい」など、まだ使える中古のiPhoneを何もせず捨てたり放置しておくのはもったいないですよね。そこで、ここではあなたが持っている中古iPhoneをなるべく高く売る方法や、売る時に注意すべきことなどを解説していきます。

    中古iPhoneイメージ

    1

    ネットオークションを利用して中古iPhoneを売るメリットデメリット

    「中古のiPhoneをなるべく高く売りたいな」と思うと、ヤフオクやメルカリなどのネットオークションを利用することを考えるのではないでしょうか。「中古iPhoneの買取り業者だと手数料などで割安な買取価格になっていそう」と思う人が多いと思います。ですが、ネットオークションを利用した個人間の取引にはメリットはもちろん、デメリットも存在します。一度目を通して自分に合うかどうかを確認してみてください。

    メリット
    • 比較的高く売れる。個人間の取引きには仲介手数料などが無く、買い手に直接売ることができる(ネットオークションの利用手数料が少額かかる場合もある)ので、売値の100%の金額を受け取ることができる。
    • 売るタイミングによって(最新機種の購入後間もなく売りに出すなど)は、通常よりも高い値段で出品しても購入してもらえる場合がある。
    デメリット
    • 事前に中古iPhoneの相場を調べなければならない。
    • 自分の想定する値段と入札される値段の相違が大きいことがある。
    • 新iPhone発売や発表の前後などで価格が大きく変動し、売りたいタイミングに希望の金額で入札されない場合がある。
    • 取引相手も個人のため、中古iPhoneを買うための予備知識が完全でなく、取引完了後にトラブルになる可能性がある。

    POINT

    最後に挙げた「取引相手も個人のため、中古iPhoneを買うための予備知識が完全でなく、取引完了後にトラブルになる可能性がある」は特に注意すべき点で、取引終了後に「こんなはずじゃなかった!」など出品者の意図しない理由で文句をつけられてしまい、精神的に疲弊し「こんなことなら多少安くてもちゃんとした買取り業者で売ればよかった!」ということになってしまいます。こういったトラブルを避けるために、ヤフオクやメルカリで出品されている商品のほとんどの説明文に「ノークレーム・ノーリターンでお願いします」などと書かれていますよね。
    こんなことなら多少安くてもちゃんとした買取り業者で売ればよかった!

    このように、中古iPhoneをネットオークションで売る際には、事前に相場や気を付けるべき点、取引後のトラブルを回避するために記載すべき情報を集める作業をする必要があるので、忙しく社会人生活を送る私達には少しハードルが高く感じられますね。

    2

    中古iPhone買取サイトを利用するメリットデメリット

    ネットオークションで中古iPhoneを売るのは、「自分にはちょっとハードルが高いな…そこまで苦労して高く売りたいわけではないな…」と思われた方は、中古iPhoneを買い取ってくれる業者を利用することをおすすめします。

    メリット
    • 長年中古iPhoneを取り扱ってきた実績があり、安心して買い取ってもらえる。
    • 取引がスムーズにできる。
    • キャリアの下取りよりお得に買い取ってくれる。
    デメリット
    • 労力をかけても高く売りたい人にはおすすめでない。
    • 「業者を通すと事務手数料を沢山取られるんじゃないか」というイメージがある。

    もしあなたが「どうしても自分の希望額で売りたいからネットオークションを利用する!」という意気込みをお持ちでしたら、この下の項目で「中古iPhoneをオークションで売る時の注意点」を紹介していますので、是非そちらで予備知識を身につけ、ネットオークションでの中古iPhone購入に挑んでください。

    中古iPhoneをオークションで売る時の注意点

    もしあなたが中古のiPhoneをヤフオクやメルカリなどのネットオークションで売りたいと思っている場合は、まず入札者に安心してもらえるよう、以下で紹介する情報を商品詳細に明記してあげましょう。そうすることで取引もスムーズにでき、取引後のトラブルを避けることができます。

    1

    赤ロム化に注意

    赤ロムとは

    赤ロムとは、iPhoneの購入者がキャリアに支払いを完済しなかったために、キャリアから使用を停止されてしまった端末のことです。

    iPhoneを販売している大手3キャリアでは「2年縛り」を設け、一括で購入するには高額なiPhoneの代金を2年かけて支払うようにしています。例えばこの2年の間にiPhone本体の代金を完済せずに中古iPhoneとして販売し、その後代金の支払いが滞ったままになってしまうと、そのiPhoneは「赤ロム」としてキャリアからiPhoneを使用できなくされてしまうということです。

    以上のように、もしあなたがネットオークションで中古のiPhoneを売りたいと思っているiPhoneの支払いがまだ終わっていない場合は、支払いが終わってから出品してください。支払いの終わっていないiPhoneを売ることは、キャリアに禁止されています。

    2

    IMEI番号の確認と照会(ネットワーク利用制限)

    IMEI番号の確認、出品時に明記することも忘れず行ってください。IMEI番号とは、各携帯キャリアのウェブサイトで、「その端末に利用制限がかかっていないか、残債が無いか」などをチェックできる識別番号のことです。IMEI番号を明記しておくと、入札者が自分で購入予定の端末の状況がどうなっているかを確認することができます。

    IMEI番号の確認と照会(ネットワーク利用制限)

    IMEIはiPhoneの設定アプリから確認することができます。
     

    1.

    設定アプリから、「一般」をタップして設定を開きます


    2.

    「情報」をタップします


    3.

    一覧から「IMEI」の項目を探します。この欄の数字が、そのiPhoneのIMEI番号となります。

    「iPhoneを探す」をタップしてオフにする

    3

    アクティベーションロックのチェック

    アクティベーションロックとは、「iPhoneを探す」という、iPhoneの盗難による不正利用防止のための機能がオンになっている状態のことを言います。このアクティベーションロックがされている状態だと、例えiPhoneを初期化したとしても、前所有者のApple IDやパスワードを求められ一定の機能が使えなくなってしまうため、iPhoneを中古で出品する際には必ず「iPhoneを探す」機能をOFFにしておきましょう。

    アクティベーションロックされた状態のままで落札者に発送してしまうと、ロックを解除するためにあなたのApple IDやパスワードが必要になるため、またiPhone本体を返送してもらわなければならないなど、とても手間と時間がかかってしまいます。必ずアクティベーションロックを解除して、「アクティベーションロック解除済み」などと明記しましょう。
     
    アクティベーションロックを解除する(iPhoneを探す機能をオフにする)方法はこのページ内の「アクティベーションロック(iPhoneを探す)をオフにする」で確認できます。

    4

    保証期間のチェック

    iPhoneには2種類の保証があり、iPhoneを購入すると1年間無料でついてくるメーカー保証と、端末により加入金額は1万~2万円と異なりますが、水没や落下による画面破損などを保証してくれる有料の保証AppleCare(任意加入)があります。もしあなたが出品するiPhoneにこのどちらかの保証期間が残っている場合は、その旨も明記しておおきましょう。

    また、AppleCareはiPhone購入から30日以内ならば落札者側でも入ることができるため、iPhone本体のシリアル番号も載せておき、Appleの公式サイトで確認できるようにしておくと、入札してもらいやすくなります。

    5

    SIMロック解除のチェック

    「SIM」とは、SIMカードという小さなカードをiPhone本体に挿入することで、通信や通話が可能になるもののことで、「SIMロックされている」というのは、各携帯キャリアによって、自社のSIMカード以外をiPhoneに差しても使えなくされている状態のことを言います。つまり、SIMロックが解除されているiPhoneならば、大体どのキャリアから発行されたSIMカードでも使用可能になります。

    例えば出品するiPhoneがdocomoで購入した製品の場合、SIMロックがかかったまま販売すると、落札者がSIMロックが解除されていないと知らず、落札したiPhoneを他のキャリアで使用しようとしても、利用できないということになります。SIMロックは最初の購入者本人しか解除できないため、落札者側にとってSIMロックが解除されているかどうかは非常に重要な情報となります。

    SIMロックを解除するには、SIMロックの解除に対応したiPhoneであることと、iPhoneの購入から一定の期間が過ぎていること、SIMロック解除手続きが必要です。一定の期間はキャリアによって異なりますが、原則購入から101日目以降となっています。機種代金の一括購入など諸条件を満たす場合は、100日以内の解除手続きも可能です。

    解除手続きはキャリアの会員ページにログインしてWebサイト上で行う方法と、キャリア店舗に持ち込みスタッフに解除してもらう方法、専用があります。会員ページで自分で解除する場合は手数料無料でできますが、キャリア店舗への持ち込み、また電話での解除申し込み(ドコモのみ対応)では、税別3,000円の手数料がかかります。

    以前はauのみ契約者以外でもSIMロックの解除をしてもらえましたが、2017年12月1日からは条件が変更され、auでも契約者以外のSIMロック解除はできなくなっています。

    POINT

    ヤフオクやメルカリで中古iPhoneを売る場合は、購入したキャリアでSIMロックを解除してから出品し、ロックが解除されていることを明記しましょう。SIMを解除しなくても同じキャリアで使用する人には入札してもらえるでしょうが、SIMロックを解除してある方が入札者が増え、落札金額が上がる可能性が高くなります。
    SIMロック解除のチェック
    SIMロックが解除できるiPhone端末一覧
    各キャリアともiPhone 6s以降のモデルからSIMロック解除が可能になっており、それ以前のiPhoneはいずれのキャリアでも解除は行っていませんので注意してください。またSIMロック解除対応機種でも、購入から一定期間が経過していないと解除できない場合があります。
    SIMロック端末のキャリア
    /
    端末
    docomo au SoftBank
    iPhone 6s
    iPhone 6s Plus
    iPhone SE
    iPhone 7
    iPhone 7 Plus
    iPhone 8
    iPhone 8 Plus
    iPhone X
    MVNOを利用する場合のSIMロック解除の要・不要一覧
    端末を購入したキャリア
    /
    MVNO
    docomo au SoftBank
    DMMmobile 不要 必要 不要
    J:COM 不要 必要 不要
    OCNモバイルONE 不要 必要 不要
    日本通信(b-mobile) 不要 必要 不要
    ASAHIネット 不要 必要 不要
    エキサイトモバイル 不要 必要 不要
    nuroモバイル 不要 必要 不要
    DTI 不要 必要 不要
    NifMo(ニフモ) 不要 必要 不要
    パナソニック(Wonderlink) 不要 必要 不要
    BIGLOBEモバイル 不要 必要 不要
    U-mobile(U-NEXT) 不要 必要 不要
    楽天モバイル 不要 必要 不要
    ロケットモバイル 不要 必要 不要
    LINEモバイル 不要 必要 不要
    YAMADASIM(ヤマダSIM) 不要 必要 不要
    ワイヤレスゲート 不要 必要 不要
    ぷらら(plala) 不要 必要 不要
    BICモバイルONE 不要 必要 不要
    BICSIM(ビックシム) 不要 必要 不要
    hi-ho(ハイホー) 不要 必要 不要

    6

    端末IMEIと元箱記載のIMEIの確認

    IMEI番号とは、各携帯キャリアのウェブサイトで、「その端末に利用制限がかかっていないか、残債が無いか」などをチェックできる識別番号のことです。この番号を記載することも重要ですが、出品予定のiPhoneと、iPhoneの箱に記載されているIMEI番号が同じものかのチェックを忘れず行ってください。

    もしあなたが過去にiPhoneを複数台所有し、その空箱を保管しているのであれば、iPhone本体と箱のIMEI番号を間違えて記載してしまい、後々落札者の元に商品が届いた後にトラブルになる可能性があります。自分に悪意は無くとも、相手はそれを分かりませんから、無用なトラブルを避けるためにもしっかり確認しましょう。

    IMEIはiPhoneの設定アプリから確認することができます。
     

    1.

    設定アプリから、「一般」をタップして設定を開きます


    2.

    「情報」をタップします


    3.

    一覧から「IMEI」の項目を探します。この欄の数字が、そのiPhoneのIMEI番号となります。

    「iPhoneを探す」をタップしてオフにする

    7

    その他明記しておいた方がいい項目

    • iPhoneを購入した際に付属されていたアクセサリー(USBケーブルやイヤフォンなど)や箱の有無を記載する
    • 使用時に画面にフィルムを貼っていたか、本体にカバーを付けていたか、ホールドリングをつけていたかなどを記載する
    • iPhoneを落としてしまったことがあるか、修理をしたことがあるか、Apple公式によるリコール情報に沿ってiPhone本体を交換してもらったことがあるかなどの情報を記載する
    • バッテリーの劣化状況を調べて記載する(iOS11でバッテリーの劣化状況を調べることのできる機能が追加されています)

    以上、なかなか記載する項目が多く面倒ではありますが、中古iPhoneの販売業者が販売している端末は、あなたが個人で販売するものと違い、プロがクリーニングや点検などを行っていますし、販売後の保証もついていることが多いためやはりそちらの方が買う側としては安心できます。当然個人で取引をする場合は保証をつけることもできないため、iPhoneの状態をできる限り細かく記載しておくことで、入札者も安心して入札することができますし、取引後にトラブルになる可能性を減らすことができます。

    もしこれらの売る準備や作業が面倒だと思った方は、買取り業者に買い取ってもらった方が手間がかからずトラブルになる可能性も低くおすすめです。
    その他明記しておいた方がいい項目

    キャリアの「下取り」について

    中古iPhoneを手放す場合、楽に売りたい場合は買取り業者へ持って行く(送る)、という方法があります。各キャリアでの「下取り」を検討される方もいらっしゃると思いますが、キャリアの下取りは、そのキャリアでしか使えない「ポイント」として貰えるものなので、現金を受け取ることができません。

    下取りをしてもらう場合は、そのキャリアで機種変更をして新たに購入するiPhoneの代金を値引きしてもらえるだけです。つまり、下取りをしてもらうキャリアで新たな2年縛り契約を結ぶことになるので、SIMフリー端末をお考えの方や、現金をご希望の方にはおすすめできません。

    しかし、ずっと同じキャリアにお世話になっていて、これからもキャリアを変える気が無い場合や、現金にこだわらず楽に済ませたいという方は、機種変更の際に下取りに出してしまうのも手です。

    キャリア別 下取り表

    SoftBank
    通信料金から割引
    (のりかえ(MNP))
    通信料金からの割引
    (機種変更)
    ソフトバンクカードへの
    プリペイドバリューチャージ
    iPhone X
    iPhone8 Plus
    iPhone8
    iPhone7 Plus 45,600円
    (1,900円×24回)
    36,000円
    (1,500円×24回)
    4,800円分
    iPhone7 31,200円
    (1,300円×24回)
    26,400円
    (1,100円×24回)
    4,800円分
    iPhone 6S Plus 24,000円
    (1,000円×24回)
    19,200円
    (800円×24回)
    4,800円分
    iPhone 6S 17,280円
    (720円×24回)
    12,480円
    (520円×24回)
    4,800円分
    iPhone 6 Plus 17,280円
    (720円×24回)
    12,480円
    (520円×24回)
    4,800円分
    iPhone 6 11,400円
    (475円×24回)
    6,600円
    (275円×24回)
    4,800円分
    iPhone SE 10,800円
    (450円×24回)
    9,600円
    (400円×24回)
    4,800円分
    iPhone 5s 4,800円
    (200円×24回)
    4,320円
    (180円×24回)
    500円分
    iPhone 5c 4,800円
    (200円×24回)
    4,320円
    (180円×24回)
    500円分
    iPhone 5 2,400円
    (100円×24回)
    2,400円
    (100円×24回)
    500円分
    iPhone 4s 2,400円
    (100円×24回)
    2,400円
    (100円×24回)
    500円分
    iPhone 4/3GS/3G 2,400円
    (100円×24回)
    500円分
    au・乗りかえ(MNP(携帯電話番号ポータビリティ))
    本体価格からの割引 利用料金からの割引 画面割れ品
    (本体価格からの割引)
    iPhone X
    iPhone8 Plus
    iPhone8
    iPhone7 Plus 最大
    40,500円
    最大 1,688円
    ×
    最大 24回
    最大
    11,880円
    iPhone7 最大
    31,320円
    最大 1,305円
    ×
    最大 24回
    最大
    9,180円
    iPhone 6S Plus 最大
    23,760円
    最大 990円
    ×
    最大 24回
    最大
    7,020円
    iPhone 6S 最大
    17,280円
    最大 720円
    ×
    最大 24回
    最大
    5,400円
    iPhone 6 Plus 最大
    15,120円
    最大 630円
    ×
    最大 24回
    最大
    4,320円
    iPhone 6 最大
    11,340円
    最大 473円
    ×
    最大 24回
    最大
    3,240円
    iPhone SE 最大
    11,880円
    最大 495円
    ×
    最大 24回
    最大
    3,780円
    iPhone 5s 最大
    4,320円
    最大 180円
    ×
    最大 24回
    最大
    1,080円
    iPhone 5c 最大
    4,320円
    最大 180円
    ×
    最大 24回
    最大
    1,080円
    iPhone 5 最大
    2,700円
    最大 113円
    ×
    最大 24回
    最大
    540円
    iPhone 4s 最大
    2,160円
    最大 90円
    ×
    最大 24回
    最大
    540円
    iPhone 4/3GS/3G 最大
    2,160円
    最大 90円
    ×
    最大 24回
    最大
    540円
    docomo
    ドコモが販売したiPhone au/Softbankが販売したiPhone
    (SIMフリーおよび海外キャリア含む)
    画面割れ品
    iPhone X
    iPhone8 Plus
    iPhone8
    iPhone7 Plus 38,000円 38,000円 11,400円
    iPhone7 29,000円 29,000円 8,700円
    iPhone 6S Plus 19,000円 19,000円 5,700円
    iPhone 6S 14,000円 14,000円 4,200円
    iPhone 6 Plus 12,000円 12,000円 3,600円
    iPhone 6 7,000円 7,000円 2,100円
    iPhone SE 12,000円 12,000円 3,600円
    iPhone 5s 3,000円 3,000円 900円
    iPhone 5c 2,000円 2,000円 600円
    iPhone 5 1,000円 300円
    iPhone 4s 1,000円 300円
    iPhone 4/3GS/3G 1,000円 300円

    中古iPhoneを買取業者に売る時の注意点

    1

    赤ロム化に注意・赤ロムとは

    赤ロムとは、iPhoneの購入者がキャリアに支払いを完済しなかったために、キャリアから使用を停止されてしまった端末のことです。

    iPhoneを販売している多くのキャリアでは「2年縛り」を設けており、一括で購入するには高額なiPhoneの代金を2年かけて少しずつ支払えるようにしています。例えばこの2年の間にiPhone本体の代金を完済せずに中古iPhoneとして販売し、その後代金の支払いが滞ったままになってしまうと、そのiPhoneは「赤ロム」としてキャリアから使用できなくされてしまうということです。

    中古iPhoneを買取業者に売る時の注意点

    もしもあなたが中古iPhoneを買取業者で売る場合でも、もちろん赤ロム化しないよう売る予定のiPhoneの料金を完済しておく必要があります。赤ロム化してしまったiPhoneでも買い取ってくれる業者もありますが、原則禁止されており、罰則は特にありませんが法律上グレーなのでおすすめしません。

    2

    データのバックアップを忘れずに

    中古iPhoneをネットオークションで販売する場合でも、買取り業者に買い取ってもらう場合でも、どのように手放す場合も必ずiPhoneのバックアップは取っておくことと、その後iPhoneを初期化をしておくことを忘れないでください。バックアップの方法はこのページ内の「データの移行方法」で確認できます。iPhoneの初期化方法はこの下の項目で説明します。

    データのバックアップを忘れずに

    3

    端末の初期化を忘れずに

    Apple IDなどの個人情報を入力した端末をヤフオクやメルカリなどのネットオークションで出品する場合は、初期化を忘れずに行いましょう。落札者が良い人ばかりとは限りませんので、iPhoneに個人情報が残ってしまっていた場合、悪用されることを防ぎます。

    iPhoneを初期化する前にすること
    1. iPhoneのバックアップをとる。
    2. アクティベーションロック(iPhoneを探す)をオフにする。

    バックアップの方法はこのページ内の「データの移行方法」で確認できます。

    アクティベーションロック(iPhoneを探す)をオフにする

    1.

    設定アプリから、一番上のApple ID、iCloudなどの設定を開く


    2.

    「iCloud」をタップする


    3.

    「iPhoneを探す」をタップする


    4.

    iPhoneを探すがオン(緑色)になっていれば、タップしてオフ(白色)にする


    5.

    オフにする際に、Apple IDのパスワードの入力が必要となるため、パスワードを入力する


    6.

    正しいパスワードを入力するとiPhoneを探すがオフになります。iPhoneを人へ譲渡する際はこの作業を忘れず行いましょう

    iPhoneを初期化する方法

      1.

      ホーム画面から「設定」のアイコンをタップします。


      2.

      「一般」をタップします。

      「一般」をタップします。


      3.

      画面下部にある「リセット」をタップします。

      画面下部にある「リセット」をタップします。


      4.

      並んだ項目の中から、「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。

      並んだ項目の中から、「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。


      5.

      パスコードの入力画面になるので、パスコードを入力します。

      パスコードを入力


      6.

      すると「iPhoneを消去」という表示が出ますので、タップします。

      「iPhoneを消去」


      すると初期設定画面が表示され、これでiPhoneの初期化は終了です。

    中古iPhoneを売る手段のそれぞれのメリットとデメリット

    中古iPhoneを売る手段について、「ネットオークションで売る」「買取り業者に買い取ってもらう」「キャリアの下取りに出す」の3つを解説しました。あなたに合った販売手段は見つかったでしょうか?最後に、これら3つの方法のメリットとデメリットを簡単にまとめておきます。

    1

    キャリアの下取りに出す

    メリット

    • 機種変更時にキャリアに引き取ってもらうことが多いので手間がかからない。
    デメリット

    • そのキャリアでしか使えない「ポイント」がもらえるだけで、現金が貰えるわけではない。
    • あまり高額の買取りにはならない。

    2

    中古スマホの買取り業者に買い取ってもらう

    メリット

    • 手間をあまりかけずにキャリアの下取りよりは高値で買い取ってくれる。
    デメリット

    • 店舗が近くに無い場合は郵送する手間がかかる。

    3

    ネットオークションを利用して自分で売る

    メリット

    • 自分が納得のいく値段(最低落札価格)を設定して売ることができる。
    • 想定よりも高く売れることがある。
    デメリット

    • ネットオークション(ヤフオクやメルカリ)の知識が必要。
    • 出品物の詳細に記載するためのiPhoneの情報をまとめなければならない。
    • 個人間での取引きになるのでトラブルが予想される。

    iPhone機種別スペック表

    カラー 液晶画面 重量 Touch ID
    (指紋認証)
    容量
    iPhone X
    iPhone X
    スペースグレイ
    シルバー
    2,436 x 1,125
    5.8インチ
    174 g ×
    (Face ID
    (顔認証))
    64/256GB
    iPhone8
    iPhone8
    スペースグレイ
    ゴールド
    シルバー
    1,334 x 750
    4.7インチ
    326ppi
    148 g 64/256GB
    iPhone8 Plus
    iPhone8 Plus
    スペースグレイ
    ゴールド
    シルバー
    1,920 x 1,080
    5.5インチ
    202 g 64/256GB
    iPhone7
    iPhone7
    ローズゴールド
    シルバー
    ゴールド
    ブラック
    ジェットブラック
    (PRODUCT)RED
    ※REDは販売終了
    1,334 x 750
    4.7インチ
    138 g 32/128/256GB
    ※ジェットブラックは32GBなし
    iPhone7 Plus
    iPhone7 Plus
    ローズゴールド
    シルバー
    ゴールド
    ブラック
    ジェットブラック
    (PRODUCT)RED
    ※REDは販売終了
    1,920 x 1,080
    5.5インチ
    188g 32/128/256GB
    ※ジェットブラックは32GBなし
    iPhone7 Plus
    iPhone SE
    ローズゴールド
    スペースグレイ
    ゴールド
    シルバー
    1,136 x 640
    4インチ
    113g 16/64GB
    iPhone6
    iPhone6s
    ローズゴールド
    スペースグレイ
    ゴールド
    シルバー
    1,334 x 750
    4.7インチ
    143g 16/64/128GB
    iPhone6
    iPhone6s Plus
    ローズゴールド
    スペースグレイ
    ゴールド
    シルバー
    1,920 x 1,080
    5.5インチ
    192g 16/64/128GB

    中古スマホの市場環境

    中古iPhoneがジワジワ盛り上がり始めている

    中古iPhoneというと、今まで日本ではあまり人気が無く、為替差益や定価そのものが高い海外に流るケースも多く国内での流通は多くありませんでした。それが近年国内での人気が着々と上昇しこれから更なる成長が予想される市場になってきています。
    中古iPhoneがジワジワ盛り上がり始めている
    出典:MMRI
     
     

    国内中古スマホの利用状況

    MMD研究所の調べによると新品のスマホを購入する人が日本93.9%に対して、米78.5%となっており、中古スマホ購入者の割合が日本3.4%に対して米9.4%となっています。また、日本の使わなくなったスマホの行方については「自宅保管」が最も多く60.7%、「キャリア下取り」が20.6%、「中古買取店へ売却」が5.2%となっています。
     
     
    もやは生活必需品となったスマホに対して総務省はより安く便利にスマホが流通するように働きかけを強めています。
     
     

    総務省による新ガイドラインの発表

    今までも総務省によるスマホ市場に関するガイドラインが度々注目されてきましたが、最新版(2018年現在)を見ると、2つのガイドラインが改正、統合されたことにより中古iPhoneの市場にも大きく影響するとみられています。

    総務省により改正されたガイドライン
    出典:総務省
     

    • SIMロック解除の円滑な実施に関するガイドライン
    • スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン

     
    この2つのガイドラインの改正、統合について詳しく見ていきます。
     
     
    1.SIMロック解除の円滑な実施に関するガイドライン
    1)端末を購入してから、SIMロック解除ができるようになるまでの期間の短縮(割賦払いの場合)
    これまでは、新しいiPhoneを購入したばかりでは、解除が可能になるまでに、割賦払いの場合だと180日かかっていましたが、これからは購入から100日程度以下になるので、80日程度短くなるということです。
     
    2)端末を購入してから、SIMロック解除ができるようになるまでの期間の短縮(一括払いの場合)
    これまでは、新しいiPhoneを一括払いで購入しても、SIMロックが解除できるまでに一定期間が必要でしたが、これからは一括払いの支払いを確認できるまでの期間になります。(2017年12月1日から)
     
    3)解約時、SIMロック解除を可能に。
    今使っている端末を解約する時、あなたがSIMロック解除を望む場合、キャリアは解約時に原則としてSIMロック解除をしなければなりません。(2017年5月1日から)
     
     
    2.スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン
    1)フィーチャーフォン(3G)からスマートフォン(LTE)への事業者間での移行促進
    フィーチャーフォン(いわゆるガラケー)から、スマホへの事業者間での移行が、今までは自社間との差があり、面倒な手続きや時間がかかるなどしていたものを自社間と同様にスムーズに行えるようになります。(2017年2月1日から)
     
    2)通信契約推奨金の臨時増額(1月未満の期間限定)による実質的な端末購入補助の適正化
    つまり、今までキャリが行っていた「今なら端末代金実質0円キャンペーン!」などの金額を適正な金額に、というものです。「過剰な割引をしてユーザーの購買意欲を煽るのはやめましょう」ということです。(2017年2月1日から)
     
    3)端末購入者に求める合理的な額の負担の明確化
    よく話題に上がっていた、「2年縛りやオプションの加入、通信料金などを合わせると結局携帯代金がいくらになるのか明確に説明してくれない」という不満を解消するためのものです。(2017年6月1日以降に発売される端末が対象)
     

    これらによる中古iPhoneへの大きなプラス効果4つ
    1. 購入後短期間でロック解除がしやすくなるのため、購入後あまり日が経っていないiPhoneも中古iPhoneとして売りやすくなり、また中古iPhoneは海外でも人気があるので、SIMロック解除端末は高値で売ることができます。
    2. 中古iPhoneを購入したい場合も、比較的新しく状態の良い中古iPhoneが出回るようになり、選択肢が増えます。
    3. 格安SIMと中古iPhoneの両方を取り扱っている業者が、ユーザーにSIMロック解除済みの端末を販売することで格安SIMと一緒に買ってもらうことができるため、販売しやすくなる。
    4. キャリアでの下取り価格が下がる可能性があり、そうなると更に中古スマホの買取り業者の方が高値で買い取ってくれるように感じるため、中古iPhoneの需要が高まる。

     

    総務省の中古スマホやiPhoneに関する取り組み

    また2018年2月に行われた中古スマホの業界団体と総務省の会議では端末の状況に応じた端末の状態に応じた「S」「A」「B」などのランク付けや、スマホに保存された個人情報やデータを完全に消去することを保証するルールを盛り込んだ指針を制定を目指しています。
     
    中古スマホは60%が自宅保管されており、一番の理由として31%が個人情報の流出を懸念しています。こういったユーザーの心理に対応し、より中古スマホの流通を促す対策が進められています。
     

    公正取引委員会からも注視されている

    総務省が発表したガイドラインのように、公正取引委員会からも「携帯電話事業者(携帯キャリア)が下取りした中古スマホの国内流通を制限、禁止し、ユーザーに新品を購入してもらいやすくするなどの施策をしてはいけない」という内容の方針を2016年に発表していましたが、2018年4月13日に、再び携帯電話市場に関する有識者会議を開いています。
     
    詳しい内容は発表されていませんが、中古スマホの流通に関して話し合いがされたことは想像に難くなく、これから更に中古iPhoneの流通が加速するのではないかと言われています。