au、学割プランで「LTEフラット」を3年間934円割引に大幅増大

    au

    au
     
    KDDI(以下:au)は18日、「2016年 auの学割」の内容を変更し、データ定額サービス「LTEフラット」を契約で本キャンペーンに加入の場合、これまで最大1年間934円割引だったものを、最大3年間934円割引へと拡大しました。

    LTEフラットで3年間934円割引

    auの「LTEフラット」は、ソフトバンクの「パケットし放題フラット for 4G LTE」などに相当するプランで、通話料が30秒/20円(au同士であれば1-21時は無料)かかる代わりに、毎月のデータ使用量が7GBまで使いたい放題となります。
     
    このため、電話をあまりしないユーザーにとっては、電話がかけ放題となる「カケホ」「スーパーカケホ」とデータ定額5/8/10/13の組み合わせを選ぶよりも、「LTEプラン」と「LTEフラット」の組み合わせを選んだ方がお得となるケースもありました。

    仕方なくの対抗だが思わぬ打開策となるか

    au
     
    これまで、電話のかけ放題プランを推し進めたいキャリアは、かけ放題とデータ定額の組み合わせでないプランを余りプッシュしていませんでした。これはauの学割キャペーン、「毎月5GBプレゼント」がデータ定額プランのみの対象であることからも明らかです。
     
    しかし、auが前述の25歳以下に限り毎月5GBをプレゼントするという学割を発表したことに対抗する形で、他キャリアもauを上回る魅力的な学割プランを提供したため、auも他社との差別化を図る形で、押し出されるようにして「LTEフラット」のデータ定額料割引額を、最大1年間から最大3年間まで延長することを余儀なくされた格好となりました。
     
    ただし、やはり5GBも余分に貰うよりも、毎月の月額料金を安くしてほしいというユーザーは多いでしょう。もちろんこれによって、これまで余り光を浴びなかったauの「LTEフラット」プランが一気に魅力的となっただけに、他社も何かしらの対抗策を打ってくる可能性はあります。
     
     
    Source:KDDI
    (kihachi)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします

    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

    特集

    [PR]オフィシャルサイト

    目次