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Appleのティム・クックCEOが、オバマ政権首脳に対し、強固な暗号化によるプライバシー保護への支持を求めていたことがわかりました。
先日お伝えしたように、カリフォルニア州サンノゼでAppleやFacebook、YouTubeなどテクノロジー企業の幹部と、FBIのコミー長官、リンチ連邦司法長官をはじめとする高官が会談しました。
会談では、テロリズムの脅威への対応が話し合われたと発表されていましたが、Appleのティム・クックCEOは、強固な暗号化とバックドアを設けない方針への政府からの支持を求めた、とThe Interceptが報じています。
情報筋によると、クックCEOの求めに対し、リンチ連邦司法長官は「プライバシーと国家の安全のバランスが重要だ」と応じたとのことです。
iPhoneのiMessageなどに使われている暗号化は、Appleでも内容を解読できないほど高度に暗号化されており、通信内容を解読するための裏口、バックドアも設けられていません。
Appleの方針に対し、FBIなどの捜査機関はバックドアを設けるよう求めてきましたが、Appleはプライバシー保護のために応じない方針を貫いています。
先日、中国では、政府の求めに応じて暗号化を解読するための鍵を提供することを義務付ける法律が成立していますが、Appleからのコメントは公表されておらず、対応が注目されます。
Source:The Intercept
(hato)
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