幻のiPhone15 Pro触覚フィードバック、初期試作機には存在していた

iPhone15 Pro Max プロトタイプ Project Bongo

iPhone15 Proの発表前、音量ボタンは上下がつながったデザインになり、サイドボタンと音量ボタンは物理ボタンではなく触覚フィードバック機構を採用すると噂されていました。実際には製品化されなかった、開発初期のプロトタイプには、これらのボタンが存在していたことを示す画像を、AppleInsiderが公開しています。

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iPhone15 Proで搭載と噂された触覚フィードバック

iPhone15 Pro発表の約1年前の2022年10月にアナリストのミンチー・クオ氏が述べて以降、iPhone15 Proのサイドボタンと音量ボタンは物理ボタンが廃止され、操作に振動でフィードバックする感圧式ボタンに触感フィードバックが採用されると噂されていました。

また、音量ボタンは上下が連続したデザインになり、スライド操作が可能になるのではないかとの噂も話題を集めました。

ボタンを物理ボタンではなく、触感フィードバック機構を採用する「Project Bongo」と呼ばれるプロジェクト名もリークされていました。

しかし、これらの噂は実際のiPhone15 Pro/iPhone15 Pro Maxに採用されることはなく、サイドボタンも音量ボタンも物理ボタンが採用され、音量ボタンは上下が独立した構造となりました。

連続した音量ボタン、サイドボタンも触覚フィードバック式

開発初期の技術検証試験(Engineering Validation Test:EVT)と呼ばれる段階のiPhone15 Pro Maxのプロトタイプを撮影した画像を、米メディアAppleInsiderが公開しました。

iPhone15 Pro Max プロトタイプ Project Bongo

試作品は、iPhone15 Pro Maxの開発初期段階のモデルで、「Veyron」という開発コードネームで呼ばれ、モデル識別番号「D84」を与えられていました。

音量ボタンは連続しており、上下のボタンの間に溝が入っているのがわかります。

iPhone15 Pro Max プロトタイプ Project Bongo

サイドボタンは通常のボタンよりも若干、出っ張りが小さいように見えます。

iPhone15 Pro Max プロトタイプ Project Bongo

2023年4月に中断もiPhone16で復活か

前述の「Project Bongo」は、開発が進んだ2023年4月に中断され、iPhone15 Pro/iPhone15 Pro Maxには物理ボタンが採用されました。

「Project Bongo」が中断された理由は不明ですが、技術的な課題を解決できなかったためではないかと推測されます。

興味深いのは、今回画像が公開された初期プロトタイプでも、アクションボタンは実際の製品と同じく、物理ボタンが採用されていることです。

iPhone15 Pro Max プロトタイプ Project Bongo

なお、同プロジェクトは現在「Project Nova」として継続しており、iPhone16に新たに搭載されるキャプチャーボタンが触覚フィードバック式になるのではないか、とも噂されています。

Source: AppleInsider

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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