iOS18では緊急SOSのライブ動画がサポート

緊急sos

今秋正式版がリリース予定のiOS18では、緊急SOS機能がアップデートされており、緊急通報サービスに対して状況をさらに詳しく説明するためのライブ動画がサポートされていることが判明しました。音声だけでは伝えきれない情報をコミュニケートするのに役立ちそうです。

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ライブ動画または録画済みの動画をサポート

iOS18緊急SOSでは、ストリーミングビデオまたは録画済みの動画を緊急通報サービスと共有できるようになっています。動画はユーザーからだけではなく、緊急通報サービス側からもリクエストが可能となっています。

動画は安全な接続を介してセンターに送信されるようになっており、送られた動画は後日証拠しての役割を果たすことも想定されているようです。

iOS18では衛星経由のSOSもアップグレード

iOS18では、衛星通信経由のメッセージに新たに対応するようになっており、音声以外でも助けを求めることが可能となっています。

衛星経由の緊急SOSは、米国、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、英国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ニュージーランド、ポルトガル、スペイン、スイスで利用可能となっており、残念ながら今のところ日本では提供されていません。

緊急電話はiPadやMacからでもかけることが可能

Wi-Fi通話機能を使えば、iPadやMacからでも緊急電話をかけることができます。

救助者がデバイスを解除しなくてもその人のアレルギー、病状、緊急連絡先など、緊急時に重要な情報を見ることができるメディカルIDの設定も、万が一のときのために備えておいても損はしなさそうです。

Source: MacRumors, Apple (1), (2)

Photo: Apple

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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