13インチiPad Pro(M4)を分解〜銅製AppleロゴがM4の冷却に貢献

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13インチiPad Pro(M4)の分解動画が公開されました。iPad Pro(M4)のロジックボードを覆うように配置された金属製カバー、銅製のAppleロゴなどが確認できます。

銅製のAppleロゴはM4と重なるように配置されており、放熱に重要な役割を果たしているようです。

目次

13インチiPad Pro(M4)を分解し内部を確認

Appleは、iPad Pro(M4)の本体背面のAppleロゴを銅製にすることで冷却能力を前モデルから20%向上させています。

有機ELディスプレイ

有機ELディスプレイ側と本体側のいずれも、2つずつの端子で接続されています。展開する場合は、左側に開けるのが良いようです。

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iPad Pro(M4)内部

iPad Pro(M4)内部のスピーカーは、報告された通り丸型で、上下に合計4つ搭載されています。バッテリー左側は、空間があります。

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有機ELディスプレイの基板

有機ELディスプレイに搭載された基板が、バッテリー左側の空間に収まるような設計になっています。

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ロジックボードの金属製カバー

ロジックボードには、同じ形状をした金属製カバー(下記画像では本体右に取り外し済み)が装着されており、リブの役割を果たして曲げへの耐性を向上させています。

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ロジックボードのシール

ロジックボードのシールを剥がすと、搭載された部品が見えてきます。

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M4はロジックボード中央に搭載

M4は、ロジックボード中央に搭載されています。

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Face IDユニット

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光学式手ブレ補正機構付きリアカメラユニット

光学式手ブレ補正機構付きリアカメラユニットの周囲には部品が密に配置されているわけではなく、引き続き超広角カメラも搭載できたはずです。

単純に、コスト削減のためにAppleは非搭載としたのではないでしょうか。

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銅製Appleロゴ

Appleロゴを削ると、銅の素地が露出します。

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AppleロゴとM4の位置関係

M4は、銅製Appleロゴと重なるように配置場所が設計されているのが確認できました。これにより、銅製AppleロゴがM4の冷却機構として作用します。

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分解動画

Source:Phone Repair Guru/YouTube

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この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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