A18/A18 ProとSnapdragon 8s Gen 3/8 Gen 3の競争
Qualcommはまもなく、Snapdragon 8s Gen 3とSnapdragon 7+ Gen 3を発表するとの予想が投稿されました。
Snapdragon 8s Gen 3は、Snapdragon 8 Gen 3の下位システム・オン・チップ(SoC)となる見通しです。
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A18/A18 Proに対するSnapdragon 8s Gen 3/8 Gen 3
今回投稿された情報通りであれば、2024年のAndroidスマートフォン用ハイエンドSoCはSnapdragon 8s Gen 3とSnapdragon 8 Gen 3になり、iPhone16シリーズ用A18およびiPhone18 Proシリーズ用A18 Proに対抗することになります。
Snapdragon 8s Gen 3とSnapdragon 7+ Gen 3は、現地時間2024年3月18日に発表される見通しです。
動作周波数やCPUおよびGPUのコア数で差別化?
Snapdragon 8s Gen 3とSnapdragon 8 Gen 3の構成の違いについて現時点では不明ですが、下位SoCということですのでCPUコア数かGPUコア数、または動作周波数で差別化される可能性があります。
CPUコア数かGPUコア数で差別化する場合は、Snapdragon 8 Gen 3のダイに不良領域があっても1コアを無効化するなどして有効活用できるようになるでしょう。これで歩留まり率が向上し、平均仕入れ価格を下げることができるはずです。
また、動作周波数を低くしたもの、もしくは高い動作周波数では動かないものをSnapdragon 8s Gen 3にする場合は、発熱を抑えること、やはり歩留まり率を向上させることに繋がります。
半導体の製造プロセス微細化に伴う製造コスト上昇に伴い、こうした差別化=有効活用が一般化しそうです。