iPhone15 Pro×手塚治虫漫画×三池崇史監督!短編映画「ミッドナイト」公開
Appleが、iPhone15 Proで撮影したショートムービー「ミッドナイト」を公開しました。原作は手塚治虫、三池崇史監督、賀来賢⼈さん、⼩澤征悦さん、加藤⼩夏さんらが出演しています。撮影機能だけでなく、LiDARスキャナを活用して制作されたCGシーンも印象的です。
手塚治虫ワールドを三池崇史監督が実写化
Appleが公開したショートムービー「ミッドナイト」は、手塚治虫氏の同名漫画を、三池崇史監督が実写化した作品です。全編をiPhone15 Proで撮影しています。
深夜にだけ走るタクシードライバーのミッドナイト(賀来賢⼈さん)が、⼩澤征悦さん率いる殺し屋に追われる少女カエデ(加藤⼩夏さん)を助ける、疾走感あふれるストーリーです。
車体の下に5つめの車輪を持つ特別仕様のタクシーによる迫力のカーアクションや、緊張感ある戦闘シーンなどスピード感ある映像で、20分弱の映像を一気に観ることができます。
実写映像に挿し込まれる原作漫画のシーンも印象的です。
原作の最終話は衝撃結末ゆえに単行本未収録のエピソードも
手塚治虫公式サイトによると、原作の「ミッドナイト」は、1986年から1987年にかけて週刊少年チャンピオンに連載された作品で、電子書籍でも読むことができます。なお、あまりに衝撃的だった最終話は単行本に収録されていないそうです。
エンドロールでは、撮影風景も紹介されています。
「ミッドナイト」はこちら
短編映画「ミッドナイト」はこちらでご覧ください。
撮影の舞台裏映像も公開
Appleは「ミッドナイト」本編公開と同時に、撮影に使用したiPhone15 Proの機能紹介のほか、三池監督、出演者のコメントが観られるメイキング動画「『ミッドナイト』の舞台裏」も公開しています。
iPhoneだけで作品を制作したことについて三池監督は「普段の我々のカメラでは到底できない、iPhoneという新しい武器を手に入れた」と語っています。
iPhone15 Proの撮影機能もしっかり紹介されています。
疾走シーンにアクションモード
カエデが走るシーンは、iPhoneを手に持って走りながら撮影しても、手ぶれが自動補正されるアクションモードで撮影されています。
シネマティックモードがもたらす緊迫感
作品の随所に登場する緊迫感あるやり取りは、人物のピントを簡単に切り替えられ、撮影後にも変更できるシネマティックモードが活用されています。
光学5倍ズームでスピード感ある展開を演出
iPhone15 Pro Maxで利用できる5倍光学ズームは、人物の表情に一瞬でズームすることで作品のスピード感ある展開を盛り上げています。三池監督は、5倍ズームでも高い画質で撮影できることを「かなり画期的なこと」と評価しています。
暗いシーンでも人物を鮮明に映す暗所撮影性能
iPhone15 Proで、過去のモデルよりもさらに進化した暗所撮影性能は、暗いシーンが多い本作品でも、人物の表情などを綺麗に撮影しています。
LiDARスキャナでタクシーを精密CGに
作品には、iPhone15 ProのLiDARスキャナが、ミッドナイトが操るタクシーのCG化に活用されています。
タクシーに装備された5つめの車輪のシーンが、精細なCGによって実現される様子も見ることができます。
『ミッドナイト』の舞台裏はこちら
メイキング映像「『ミッドナイト』の舞台裏」はこちらでご覧ください。再生時間は約5分間です。