Apple Arcadeはオワコン?開発者が語る厳しい事情

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Appleが提供するゲームサブスクリプションサービスApple Arcade未来が危うい、とゲーム業界からの現場の声をまとめた記事が公開されています。Apple Arcadeに今起こっている問題とは一体どのようなものなのでしょうか。

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ボーナス支給額がジリ貧に

mobilegamer.bizが公開した「Apple Arcadeの内側」と名付けられた記事では、ゲーム開発者たちが昨今直面しているApple Arcadeの問題についてまとめられています。

まず、提供するゲームのプレイ状況に応じて支給される“ボーナスプール”金額が目減りしているといいます。この支給額の決定方法は不明で、なぜ金額が少なくなっていっているのかわからないそうです。ブラックボックス状態ではデベロッパ側もどのように対応して良いのかわからないため、無力感に苛まれているようです。

ゲームのプロモーションも四苦八苦

Appleにゲームのプロモーションを行ってもらうことはゲーム開発者にとって非常に重要ですが、Appleとのやり取りは容易ではなく、 ポスト(旧ツイート)1つ投稿してもらうだけでも6週間はかかるとのことです。

結局最も重要になってくるのはゲームに対する情熱敬意とのことですが、開発者たちは「Appleにはそれが欠けている」と苦言を呈しています。

AppleはiPhone15 ProのCMでゲームプレイに特化したものを公開するなど、公にはゲームへの熱意を示してきましたが、複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの開発を担ったマイク・ロックウェル氏も「おもちゃではなく、ツールを作ることを念頭に置いている」と述べているように、同社はあくまでも生産性に最も焦点を当てているようです。

Photo: Apple

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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