Chrome革新!AIタブ管理でブラウジング快適化
Googleが提供するブラウザChromeで、3つの実験的な生成AI(人工知能)機能を導入するとの発表がありました。「スマートタブ管理」「AIによるテーマ制作」「ライティング補助」の3つの機能となっています。これらの機能は米国から導入が始まります。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Chromeブラウザで、3つの実験的な生成AI機能を導入するとの発表があった。
2. 「スマートタブ管理」「AIによるテーマ制作」「ライティング補助」の3つ。
3. 米国から今週にも展開が開始されるとのこと。
自動でタブをグループ分け
パソコンやタブレットでのブラウンジングの際に、大量のタブを開いてしまうことはよくありますが、Chromeの新たな生成AI機能「スマートタブ管理」で、タブを自動でグループ分けすることができます。
なお、AIがグループごとに名前と絵文字までをも提案してくれるとのことで、楽しそうな機能であると言えます。
ブラウザテーマをAIが制作
昨年Android 14とPixel 8デバイスで生成AIが制作する壁紙が導入されましたが、ブラウジング時の主題、ムード、選択するスタイルや色に応じて自動でブラウザテーマを制作してくれる「AIによるテーマ制作」機能も導入されます。
Googleは生成AIが作成したテーマのサンプルを公開しており、どのようなものが出来上がるかを想像できます。
あらゆるライティングを補助
Chromeの最後の生成AI機能「ライティング補助」で、掲示板への投稿やフォーム作成の際などでライティングの補助を受けることができます。
機能を使用するには右クリックで「Help me write(ライティングを助けて)」と選択するだけです。
日本での展開は未定
今回Googleが発表したChromeの3つの生成AI機能は、米国から今週にも展開が開始されるとのことですが、日本を含むその他の地域でいつ導入が始まるのかは明記されていません。
あくまで機能は実験的なものであるとのことで、企業や教育機関向けChromeでは今のところ導入されないそうです。
Photo:Google
(lexi)