初代iPhone発表から17年、革新の歴史を振り返る

初代iphone

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Appleが2007年1月9日に初代iPhoneを発表してから17年が経ちましたが、昨年、故スティーブ・ジョブズ氏の歴史的なiPhone発表の瞬間をオーディエンス側から捉えた動画が公開されました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 初代iPhoneの発表から17年が経った。
2. 昨年、オーディエンス側からその瞬間を捉えた動画が公開された。
3. マルチタッチのアイデアには、聴衆が静まり返っている。

BlackBerryのボタンを揶揄するジョブズ氏

iPhoneの登場前、BlackBerryはスマートフォン市場で50%前後のシェアを占めていましたが、次第に時代から取り残されていき、同ブランドのライセンス契約は2020年8月31日に解消され、すべてのデバイスのサポートも2022年8月31日で終了しました。
 
昨年公開された初代iPhone発表の歴史的瞬間をオーディエンス側から捉えた動画では、ジョブズ氏がBlackBerryなどのiPhone以前のデバイスのプラスチックのキーボードを揶揄(やゆ)する様子が見られます。
 

 
ではキーボードの代わりに何を使うのか?」とジョブズ氏がオーディエンスに問いかけ、「やっぱりスタイラスだ」と画像を見せたとき、「すごい!」と歓声が上がりましたが、「いやそうじゃない、指を使ったマルチタッチだ」と同氏が言ったとき、聴衆が呆気にとられて静かになってしまっており、当時のその発想がいかに画期的であったかを伺い知ることができます。

昨年『BlackBerry』という映画が公開

昨年公開されたカナダの映画『BlackBerry』では、キーボードベースのスマホとして名を馳せたBlackBerryの盛衰が描かれています。今では完全に消失してしまったBlackBerryですが、最近になってスマホケースとしてキーボードスタイルがiPhone14 Pro/15 Proで再び使用可能になっています。
 
 
Photo:ChadActual/YouTube
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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