MagSafeバッテリーパック(USB-C)のデザイン特許はガセ〜別製品のもの!?
MagSafeバッテリーパック(USB-C)のデザイン特許図とされたものについて、その情報は間違いで、Vision Pro用バッテリーである「Magic Battery」であるとの指摘がなされています。
その指摘が正しい場合、MagSafeバッテリーパック(Lightning)の後継品となるMagSafeバッテリーパック(USB-C)の発売も期待できないことになります。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. MagSafeバッテリーパック(USB-C)のデザイン特許図が見つかったと伝えられていた。
2. これはガセネタで、Vision Pro用Magic Batteryのデザイン特許図だった可能性が高い。
3. MagSafeバッテリーパック(Lightning)の後継品が開発されているのか不透明な状況になった。
MagSafeバッテリーパック(USB-C)のデザイン判明と記載されていたが
Vision Proに関する情報を投稿しているリーカーが、バッテリー端子と接続ケーブルの画像を投稿しました。
また、Vision Pro用バッテリーパックの画像も投稿していますが、それは先日、MagSafeバッテリーパック(Lightning)の後継品であるMagSafeバッテリーパック(USB-C)と指摘されたものです。
Vision Pro用バッテリーパックであれば、Magic Batteryと命名されるものになると考えられます。
では、MagSafeバッテリーパック(USB-C)と説明した海外メディアと、Magic Batteryと説明しているリーカーのどちらが正しいのでしょうか。
状況から、Vision Pro用バッテリーの可能性濃厚
筆者も先日指摘した通り、MagSafeバッテリーパック(USB-C)だとすればiPhoneに吸着する側の側面も丸みを帯びていることになり、接触面積が少なくて不安定と考えられます。
MagSafeバッテリーパック(Lightning)のように、側面はフラットな形状のほうがiPhoneとの接触面積が増加します。
対して、Magic Batteryだとすれば上下対称、左右対称、前後対称の持ちやすいバッテリーパックとして合理的なデザインに見えます。
そうしたことから考えると、このデザインはMagSafeバッテリーパック(USB-C)のものではなく、Magic Batteryのものと予想されます。
表題画像が、MagSafeバッテリーパック(USB-C)のプロトタイプかもしれません。
Source:M1(@M1Astra)/X, fix Apple(@lipilipsi)/X
(FT729)