折りたたみiPadもしくはiPhoneの開発が次の段階に!?部材のサンプル提供依頼
折りたたみiPhoneなのか、もしくは折りたたみiPadなのか、Appleは折りたたみモバイルデバイスの開発においてキーコンポーネントとなるベアリングのサンプル出荷依頼を3つのサプライヤーに対して行ったようです。
ベアリングは、折りたたみiPhoneもしくは折りたたみiPadのヒンジ(蝶番)周辺に用いられるものでしょう。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが開発中の折りたたみモバイルデバイス用ベアリングのサンプル提供依頼を、3社に行った。
2. 折りたたみディスプレイとヒンジの開発に目処がたったのかもしれない。
3. Appleは折りたたみiPadと折りたたみMacBookを開発した後、機構を小型化して折りたたみiPhoneに応用するとの噂がある。
折りたたみディスプレイの開発に目処がたったことで次の段階へ
Appleは既に、折りたたみiPhoneもしくは折りたたみiPad用ヒンジの開発と耐久テストを実施済み、有機ELディスプレイのサンプル提供を依頼済みとの情報があります。
今回、新たにベアリングのサンプル提供依頼がなされたのだとすれば、ヒンジと折りたたみ有機ELディスプレイの開発に目処がたったことで、いよいよ周辺部材の開発に移行したのかもしれません。
折りたたみiPadか折りたたみMacBook用?
Apple製折りたたみモバイルデバイスとしてまずは内部スペースにゆとりがある折りたたみiPadが開発され、次にその技術を活かした折りたたみiPhoneが開発されるとの噂があります。
その為、今回サンプル提供依頼がなされたベアリングは、折りたたみiPadもしくは並行して開発されている20.25インチ折りたたみMacBook用のものかもしれません。
折りたたみiPhoneが開発されているとすれば当然、これらの製品よりも小型ですので、同等の耐久性と性能を備えたベアリングの開発は難易度が高く、出荷予想台数も多いと考えられますので、サプライヤーは要求性能を満たしながら量産体制を整える必要があります。
Photo: Apple Hub/Facebook, Patently Apple
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