ヤング氏率いるDSCC、Counterpointによる買収で新時代へ

DSCC

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Appleのサプライチェーン情報筋には様々なプレイヤーが存在しますが、統計データの公開で知られる調査会社Counterpoint Researchが、ディスプレイ業界に詳しいロス・ヤング氏が最高経営責任者(CEO)を務めるDSCC買収したことが明らかになりました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 統計データの公開で知られる調査会社Counterpoint Research。
2. ディスプレイ業界に詳しいロス・ヤング氏が最高経営責任者を務めるDSCCを買収。
3. iPhone14シリーズにTouch IDの搭載はないとの予測など、iPhone関連の噂で知られている。

今後Counterpointからディスプレイ情報が出てくる?

DSCCのヤング氏は、これまでにiPhone14シリーズにTouch IDの搭載はないとの予測など、ディスプレイ業界から見えてくるiPhone関連の噂で知られている人物です。
 
Counterpointは、スマホ市場が8四半期連続で縮小する中Appleが過去最高の市場シェアを獲得したなど、統計データの公開で知られる企業ですが、同企業がDSCCを買収したとの情報が入ってきました。
 
2016年に設立されたDSCCは、1,200億ドル規模のディスプレイ業界のデータ、洞察、分析を提供するトップ企業で、シンジケート調査、コンサルテーション、イベントを通じて調査を行っています。
 
DSCCは東アジアの主要な製造拠点と市場、そして米国と英国にオフィスを構えており、顧客から高い評価を得ています。4人の創業者がそれぞれ25年以上にわたって培ってきたディスプレイ業界の経験を生かし、Counterpoint Researchのディスプレイ関連調査を強化するとのことです。
 
今回の情報は一般ユーザーにはあまり馴染みのない話かもしれませんが、今後出てくるiPhoneにまつわる噂の出所に影響を及ぼすため、重要度は意外と高めと言えます。
 
 
Photo:DSCC
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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