macOS Sonoma最新版、致命的メモリリーク発生!
macOS Sonoma 14.2の正式版がリリースされたばかりですが、「Finder」の重大なバグが修正されていないと報告されています。メモリリークと呼ばれる問題が特定のフォルダ表示で起きているとのことです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. macOS Sonoma 14.2でFinderの重大なバグが修正されていないと報告。
2. メモリリークと呼ばれる問題が特定のフォルダ表示で起きているという。
3. 特に多くの画像を含むフォルダでは何GBものメモリが消費されるそう。
メモリリークとは?
メモリリークとはプログラムに生じるバグの一つで、使用していないメモリを開放せずに確保し続けてしまうことで引き起こされる不具合のことをいいます。使用可能なメモリ容量が減り、他のプログラムが使えない状態になってしまいます。
この問題が、macOS Sonoma 14.2の「Finder」で生じているとのことです。Finderには4つの表示がありますが、そのうちの「アイコン表示」と「ギャラリー表示」でメモリリークが発生することがわかっています。
アイコン表示
アイコン表示で拡大されたアイコンをスクロールすると、かなりのメモリリークが発生し、Finderを再起動しなければならなくなります。
ウィンドウをカラム表示に戻したり閉じたりしても、何日経ってもメモリは開放されることはなくアプリの強制終了でしかメモリ使用量を正常に近づける方法はないそうです。
ギャラリー表示
ギャラリー表示でファイルのサムネイルを複数選択すると、メモリリークが発生します。特に多くの画像を含むフォルダでは何GBものメモリが消費されてしまい、Finderの再起動を余儀なくされるそうです。
上記の2つのバグはすでにAppleに報告済みとのことなので、一刻も早い対応が望まれます。特に2つのバグが重なる場合、Finderが非常に重くなってしまうことになるとのことなので、注意が必要です。
Photo:The Eclectic Light Company
(lexi)