Humaneから新提案!画面レス「Ai Pin」

humane ai pin

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iPhoneのユーザーインターフェースとインタラクションデザインを始めとする、数々のApple製品のデザインを手掛けたイムラン・シャウドリ氏が立ち上げたHumaneが、新世代のデバイス「Ai Pin」を11月16日に発売することが明らかになりました。従来のスマホのようなカラーディスプレイはなく、手にひらにプロジェクターのように映し出すレーザーインクディスプレイ搭載となっています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 元Appleエンジニアが、新世代のデバイス「Ai Pin」を11月16日に発売する。
2. 従来のスマホのようなカラーディスプレイはなく、レーザーインクディスプレイを搭載。
3. カメラを通して目の前の食べ物の栄養価を教えてくれたりしてくれるという。

画面を見る必要がなくなる?

HumaneAi Pin」は、その名の通り“ピンバッジ”のように胸に付けて使用するデバイスとなっています。基本的なインタラクションは、ディスプレイがレーザーで手のひらに映し出された状態で、手を傾けたり、指を閉じたりして行うようです。また、デバイス本体にタッチパッドが搭載されており、タッチ&ホールドで翻訳機を立ち上げたり、スワイプして電話を取ったりすることができるようです。
 
humane ai pin
 
他にも、AIがその場に合わせて自動で音楽のプレイリストを作ってくれたり、カメラを通して目の前の食べ物の栄養価を教えてくれたりしてくれるそうです。写真撮影もボイスもしくは指のジェスチャーで可能とのことで、カメラを構えることなく、より自然でいきいきとした瞬間を捉えることができるとのことです。

開発者はスマホ中毒を以前から問題視

Humane「Ai Pin」を開発したシャウドリ氏は、兼ねてから現行のスマートフォンのディスプレイ中心のインタラクションに問題を感じており、別のデバイスの在り方を模索していたようです。
 
Ai Pinは699ドル(約10万6,000円)で購入するか、月額24ドル(約3,600円)でサブスクリプションとして使用することが可能です。デバイスはまずは米国からの展開となっており、その他の地域でも販売が始まるかどうかは今のところ不明となっています。
 
シャウドリ氏自らが出演する9日に行われたデバイスのプレゼン動画が、YouTubeに転載されています。
 

 
 
Source:Humane via MacRumors
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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