iPhone15/15 ProシリーズのヒットでPCB市場、2024年も続伸!

iPhone15 15 Pro WiFi AC_1200

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個人向け電化製品用プリント基板(PCBの出荷数が、2023年下半期(7月〜12月)から増加、2024年も引き続き増加するとサプライチェーン関係者が予測していることが明らかになりました。
 
2023年下半期(7月〜12月)のPCBの出荷数増加には、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズ発売による需要増が貢献していると考えられます。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 上半期は不調だったPCBの出荷数が回復、2024年も引き続き増加するとサプライチェーン関係者が予測。
2. iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズ発売に伴う需要増が、その要因と考えられる。
3. Appleは2024年春にかけて、iPad mini 7やM3搭載Macなど多数の新製品を発表、PCBの出荷数増に引き続き貢献する見通し。

上半期の出荷数低迷も、下半期は回復傾向

2023年上半期(1月〜6月)の個人向け電化製品用PCBの出荷数は、家電製品の販売不振の影響を受けて減少しました。
 
しかし、2023年下半期(7月〜12月)は回復傾向にあり、サプライチェーン関係者は今後、PCBの出荷数が増加すると予測しています。
 
PCBの出荷数増加には、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの発売が好影響を与えているのは間違いないでしょう。
 
日本では販売価格が値上げされながら、現時点でもiPhone15 Proシリーズのお届け予定日は2週〜3週後と、日本向けの出荷台数を上回る注文を受けていることがわかります。

2024年春にかけて発売が噂されるAppleの新製品

Appleは今後、iPad mini 7iPad Air(第6世代)、iPad(第11世代)、M3搭載MacBook Airと13インチMacBook Pro新型24インチiMacなどを2024年春にかけて発売すると噂されていますので、Apple製品向けPCBの出荷数は堅調に推移する見通しです。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/X
(FT729)

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この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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