「Appleサーチ」登場!?Googleに代わる新検索エンジンの真相

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Appleの動向に詳しいBloombergのマーク・ガーマン記者が、Apple独自の検索エンジン「Appleサーチ」が展開される可能性について報じています。同氏いわく、Appleはすでに自社検索エンジンを打ち出す準備ができているとのことです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple独自の検索エンジン「Appleサーチ」が展開される可能性を米記者が報じた。
2. すでに自社検索エンジンを打ち出す準備ができているとのこと。
3. AppleはGoogleからデフォルト検索エンジン代として年間約1兆2,000億円を受け取っている。

自社検索エンジンの収益はGoogleの支払いを超える?

AppleはGoogleからデフォルト検索エンジン代として年間80億ドル(約1兆1,994億円)を受け取っているとされていますが、自社検索エンジンを展開した暁には、それを上回る収益を得られる見込みがあるとのことです。
 
Appleは、Googleで検索や人工知能(AI)部門を率いたジョン・ジャナンドレア氏を機械学習およびAI戦略担当シニアバイスプレジデントとして据えており、すでに同氏の下に巨大な検索チームを抱えているそうです。
 
コードネーム「ペガサス(Pegasus)」と呼ばれる自社検索技術は、すでにApple製アプリのいくつかに使用されており、今後App Storeアプリなどにも適用される可能性があるとされています。

Appleには自社広告チームも

自社検索エンジンを展開するにあたって、広告が重要な位置を占めてきますが、Appleはすでに自社広告チームを擁しており、App Store、Apple News、「株価」アプリ、「天気」アプリなどで広告を展開しています。
 
Apple製検索エンジンの片鱗を見て取ることができるMac標準の検索機能SpotlightはGoogleに比べてまだ至らないところも多いものの、本格的な検索エンジンの下支えにはなるはずとのことです。
 
 
Source:Bloomberg
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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