日本人のiPhone離れ?2年ぶりに市場シェア50%を下回る

iPhone15_3

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海外大手メディアBloombergは、日本におけるiPhoneのマーケットシェアが低下していると報じました。一方で、GoogleのPixelシリーズのシェアが伸びており、円安によるiPhoneシリーズの価格上昇が影響している可能性があります。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 日本におけるiPhoneのマーケットシェアが低下したとの調査結果が発表された。
2. iPhoneのシェアは2年ぶりに50%を下回り、46%に。
3. 一方で、GoogleのPixelシリーズはシェアを伸ばしている。

iPhoneのシェアが低下

調査会社のCounterpointは、2023年4月~6月における日本市場でのiPhoneのシェアが2年ぶりに50%を下回ったと発表しました。iPhoneのシェアは前年同期から12ポイント低下し、46%となっています。
 
一方で、GoogleのPixelシリーズは前年同期比で6倍となる12%までシェアを伸ばしました。
 
iPhoneシリーズのシェア低下には、急速に円安が進んだことを受けてAppleが2022年7月に日本での販売価格を大幅に値上げしたことが影響した模様です。
 
なおコンサル会社Moor Insights & Strategyのアナリストは、特にPixel 6aやPixel 7aの低価格モデルが日本市場で消費者に選ばれたとの見解を示しています。

iPhone15とPixel 8のシェア争いに要注目

Appleが9月22日に発売したiPhone15シリーズの売れ行きは好調と言われており、特にハイエンドモデルのiPhone15 Pro Maxが人気で、記事執筆時点でAppleの公式オンラインストアで注文した場合、到着は11月8日~11月15日となります。なお、iPhone Maniaではキャリア版の在庫状況を随時更新しています。
 

 
他方で、Googleは現地時間10月4日にPixel 8シリーズを発表する見込みで、今後iPhone15シリーズとPixel 8シリーズのシェア争いに要注目です。
 
 
Source:Bloomberg
Photo:Apple
(seng)

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この記事を書いた人

海外経験を活かし2020年からライターとして活動中。日々のお得情報から海外事件まで幅広くカバー。iPhone12 miniを愛用し、iPhone歴通算10年、Android通算5年程度。格安ガジェット好き。

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