Apple Watch S9とUltra 2はほぼ100%リサイクル素材で製造!?

Apple Watch S8 SE Ultra

Apple Watch S8 SE Ultra
 
Appleは、9月13日未明(日本時間)に開催するイベントで、iPhone15シリーズとともにApple Watch Series 9(もしくはApple Watch Ultra 2も)を発表すると期待されています。
 
しかしこのApple Watch Series 9およびUltra 2について、Bloombergのマーク・ガーマン記者は、大幅な機能更新はないので「Apple Watch Series 8やUltra 1を持っているなら買い替える意味はないと思う」と述べています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple Watch S8やUltra 1を持っているならS9やUltra 2に買い替える意味はない。
2. S9とUltra 2の最大の変更点は使っているリサイクル素材の多さになるかも知れない。
3. S9チップ、U2チップを搭載、そして心拍センサーも新しくなるがデザインの変更はなし。

最大の変更点はリサイクル素材と部品の使用率アップ

ガーマン記者はApple Watch Series 9について、最大の変更点はリサイクル素材と部品をどのように、かつ、どれだけ多く活用しているか、という点だとし、Appleが目指す、2030年にはすべてのデバイスをリサイクル素材で製造するというゴールに到達した(もしくはかなり近づいた)、最初の製品になるかも知れないと、X(旧Twitter)に記しています。
 
また、Apple WatchはiPhoneやiPad、Macとは異なり、世代ごとの性能向上がそれほど大きくないため、すでにApple Watch Series 8やUltra 1を所有しているなら、Apple Watch Series 9やUltra 2に買い替える必要はないとも述べています。

S9、U2チップと新・心拍センサーが搭載

その根拠として挙げているのが、Apple Watchが搭載するチップが、2020年発売のApple Watch Series 6から2022年発売のApple Watch Series 8まで、名称こそ違うものの同じチップであるという事実です。
 
Apple Watch Series 9には実に3世代ぶりに新しいチップ「S9」が搭載される見通しです。またチップとしては、新たに「U2」チップ(超広帯域無線チップ)および心拍センサーが搭載されるともいわれていますが、デザインなどの大幅な変更や新機能の追加はないと考えられています。

 
 
Source:Mark Gurman/X(1), (2)
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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