Apple Watch Series 9、S9チップ搭載以外は現行モデルと同じ?

Apple Watch Series 8

Apple Watch Series 8
 
2023年のApple Watch Series 9は、新設計のS9チップ搭載による処理性能向上以外は、Apple Watch Series 8と同様のモデルとなる、との情報が投稿されました。S9チップは、処理性能が向上し、バッテリー持続時間も改善されると伝えられています。

 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple Watch Series 9はS9チップ搭載以外に変更はないとの投稿。
2. S9チップはA15 Bionicがベースで、処理速度と省電力性能が向上と噂。
3. Apple WatchのチップはS6からS8までの3世代は同一設計だった。

S9搭載以外はApple Watch Series 8と同じ

Apple Watchの新モデルは例年、秋の新型iPhoneと同時に発表・発売されており、2023年はApple Watch Series 9が発売される見込みです。
 
Apple Watch Series 9は、S9チップ搭載により処理性能は向上するものの、それ以外はApple Watch Series 8から変わらない、小規模なアップデートになる、との情報をWeiboユーザーのInstant Digital氏が投稿しています。

A15チップをベースに設計、高性能省電力のS9チップ

2023年のApple Watch Series 9では、新設計のS9チップが搭載されて処理性能が向上すると予想されています。
 
Bloombergのマーク・ガーマン記者は、S9チップはiPhone13シリーズに搭載されたA15 Bionicチップをベースに設計され、処理性能に加えてバッテリー消費も改善されると伝えています。
 
S9チップは、チタニウム合金製の部品製造に3Dプリンタを活用することで軽量化がはかられ新色のチタニウムグレイが投入されると噂の2023年の発売が噂されるApple Watch Ultra(第2世代)にも搭載されると見込まれています。
 
Apple Watch Series 9では、ストレスレベルの測定機能が追加される、との噂もあります。

S6、S7、S8の3世代は同一設計

2020年のApple Watch Series 6に搭載されたS6、2021年のApple Watch Series 7に搭載されたS7、2022年のApple Watch Series 8のS8は、名前こそ違うものの3モデルにわたって同設計のチップであることがわかっています。
 
Apple Watch SE(第2世代)、Apple Watch Ultraにも、S8チップが搭載されています。
 
識別子「T8301」が割り当てられたS6、S7、S8のチップは、iPhone11シリーズに搭載されたA13 Bionicチップをベースに、TSMCの7nmプロセスルールで製造され、32GBのストレージとデュアルコアCPUを搭載します。
 
Appleはこれらのチップについて、従来のチップよりもアプリ起動速度が20%高速と説明しています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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