iPhonoe15のUSB-Cポート搭載がiPhoneの買替サイクルを遅らせる!?

ケーブル

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来週、発表が見込まれるiPhone15シリーズは、これまでのLightningポートに代わりUSB-Cポートを搭載するといわれています。
 
しかしこの変更により、iPhoneの買い替えサイクルが長くなるかも知れないと、投資銀行UBSのアナリストが予想しています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15のUSB-Cポート採用でiPhone買い替えサイクルが長くなる可能性。
2. USB-Cポートへの変更でケーブルや充電器の買い替えが必要となるため。
3. iPhone13で満足していてアップグレードを必要としないユーザーも多い。

ケーブルの買い替えが必要なのでiPhone15への買い替えを躊躇?

UBSのアナリスト、デビット・ボート氏は「ケーブルを全面的に変えなければならないので、簡単にアップグレードする人はいないだろう。むしろちょっと待ってみようと思うかも知れない」と述べています。
 
また「ほとんどのユーザーは、iPhone13で十分満足しているし、カメラ機能も間に合っている」(テクノロジー・アドバイザーのマイケル・ガーテンバーグ氏)という意見もあります。
 
つまり、iPhone15シリーズにアップグレードすると、ケーブルや充電器の買い替えも必要になるため、買い替えを躊躇するユーザーが少なくないのでは、と指摘しているのです。

USB-Cへの切替でAndroidからの乗り換えが増えるとの見方も

iPhoneが現在のLightningポートを搭載するようになったのは2012年発売のiPhone5からです。それ以前は30ピンDockコネクタが用いられていました。
 
AppleはMacBookやiPadにおいては、すでにUSB-Cポートを採用しています。
 
前述のように、USB-Cポートへの変更により、iPhoneの買い替えサイクルが長くなるという見方がある一方、Androidからの乗り換えが増える可能性を示唆する調査結果も出ています。

 
 
Source:Walter Bloomberg/X via 9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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