Foxconn、iPhone15発売に備え人員をフレーム・背面パネル工場へ移動

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FoxconnがiPhone15シリーズの発表・発売を前に、量産体制を整えるため、工場間での人員の移動を行っていると、経済日報が報じています。
 
同メディアによると、Foxconnは中国国内の8工場から2,300人以上を募り、iPhone15シリーズ用部品生産のため、河南省済源へ移動させた模様です。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Foxconnが中国国内8工場の人員を河南省済源の工場へ移動。
2. 人員移動はiPhone15シリーズ量産に備えるため。
3. 河南省済源の工場ではフレームや背面パネルが製造されている。

深刻な人員不足解消のため8工場から人員を移動

河南省済源にはFoxconn傘下のFoxconn iPEBG(innovative Product Enclosure Business Group)があります。iPEBGが管理する河南省済源の工場では、iPhone向けのさまざまな部品が製造されています。
 
河南省済源の工場は深刻な人員不足の状態にあったとのことで、中国国内の8つの工場から、2,300人以上が同工場へと移動した模様です。
 
今回の人員移動は、iPhone15シリーズ向け部品の製造数を増やし、量産に備えるためと見られます。

河南省済源工場では背面パネルやフレームを製造

経済日報によると、河南省済源工場では、iPhone15シリーズ向けの背面パネル、フレームおよびその他の部品が製造されて鄭州工場へと送られ、完成品へと組み立てられることのことです。
 
フレームといえば、iPhone15 Proシリーズのフレーム素材はチタン合金になると噂されており、その生産数が不足していると繰り返し報じられていました。

 
 
Source:経済日報
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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