iPhone14欲しさに生後7カ月の実子を売り飛ばした母親逮捕〜インド

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インドの西ベンガル州で、生後8カ月の赤ちゃんを売り飛ばし手にした資金でiPhone14を購入し、旅行を楽しんでいた母親が逮捕されました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. インドでは近年iPhoneの人気が高まっている。
2. iPhoneブームに煽られた夫婦が、1歳に満たない実子を売って逮捕された。
3. 手にした資金でiPhone14を購入し、旅先でInstagramの動画投稿に明け暮れていたと証言。

赤ちゃんの安否は不明

AppleがインドでiPhoneの販売に四苦八苦していたのも遠い昔のようです。
 
組み立て拠点としての存在感を増すにつれ、同国では消費者のiPhone需要も大きく高まっています。2023年第2四半期(4月〜6月)には、iPhoneの販売台数でドイツやフランスを抜き、世界5位にランクインしました。
 
しかし羨望の的になれば、良からぬ考えを抱く人間が増えるのも事実です。インド西部の西ベンガル州に住む女性が、生後8カ月の実子を売り飛ばした罪で逮捕されました。
 
地元メディアによると、赤ちゃんが姿を消したのと同じタイミングで、経済的にとても手が届かないはずのiPhone14を両親が手にしていたため、怪しんだ近隣住民によって事件が発覚したそうです。
 
逮捕された母親は、自分の子どもを売り飛ばした事実を認めるとともに、手にしたお金でiPhone14を購入し、動画を撮ってInstagramのリール(ショート動画)に投稿するため西ベンガル州を旅行したと告白しました。
 
赤ちゃんの安否は分かっておらず、さらに7歳の娘も同じように売ろうとした父親は逃亡中とのことです。

中国でもiPhone目当ての臓器売買が話題に

なんとも信じがたいニュースですが、かつてiPhoneが爆発的なブームを巻き起こした中国でも、似たような社会現象が大きな問題となったことがあります。
 
とりわけiPhone6s(2015年)やiPhone7(2016年)が登場した頃は、iPhone絡みの飛び降りが何件も報じられたほか、「売腎買苹果(腎臓を売ってAppleを買う)」という流行語を真に受けた男性まで現れたほどでした。
 
 
Source:DailyO via AppleInsider
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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