Apple、自動運転車のコミュニケーション用外部ディスプレイを新たに開発

drive.ai

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Appleは2019年に自動運転車スタートアップ企業Drive.aiを買収しましたが、同社の技術の一つとして、歩行者やその他の道路使用者に自動運転車が今何を行っているのかを知らせるための外部ディスプレイ開発がありました。今回、Appleの新たな特許の存在が明らかになり、このコミュニケーション技術がさらに発展を遂げていたことがわかりました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは2019年に自動運転車スタートアップDrive.aiを買収した。
2. 同社の外部ディスプレイ技術をAppleがさらに発展させていたことが特許により明らかになった。
3. 外部ディスプレイを常に良く見えるようにする方法が示されている。

歩行者やその他の道路使用者に自動運転車が今何を行っているのかを知らせる。ディスプレイが常に良く見える複数の方法が提示されている。

ディスプレイが常に良く見える複数の方法が提示

Appleの特許技術は、自動運転車の外部出力装置の伝達情報の制限や、明るい環境光下でのコントラストの問題を解決するものです。
 
外部ディスプレイをマイクロレンズ配列と複数の穴を有するマスクを含む一方向フィルターで覆うことで、反射によってディスプレイの光が白っぽくなるのを防ぐことができるそうです。
 
apple 自動運転車 特許
 
その他にも、ディスプレイがオフの状態で鏡のように見える手法も特許出願には示されていますが、これらすべてはどのようにディスプレイが常に良く見えるようにできるか、というところに焦点が当てられているようです。
 
 
Source:Patently Apple via 9to5Mac
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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