Vision Proは「ビジュアルサーチ」を搭載〜物理的な物体やテキストの検出が可能

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Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision ProvisionOSオペレーティングシステムには、iPhoneやiPadの「画像を調べる」に似た「ビジュアルサーチ(Visual Search)」と呼ばれる機能が搭載されていることがわかりました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleのMRヘッドセットVision ProのvisionOSに、「ビジュアルサーチ」機能が搭載されていることがわかった。
2. 現実世界と仮想世界の間で自由にテキストのやり取りが可能。
3. 連絡先情報、Webページ、単位変換などを含む現実世界のテキストが操作できる。

現実世界と仮想世界の間で自由にテキストのやり取りが可能

ビジュアルサーチを使えば、ユーザーはVision Proヘッドセットで、物理的な物体に関する情報を得たり、周囲のテキストを検出して対話したり、印刷されたテキストを現実世界からアプリにコピー&ペーストしたり、17の異なる言語間でテキストを翻訳したりすることができます。
 
連絡先情報、Webページ、単位変換などを含む現実世界のテキストは、visionOSで操作することができます。例えば、印刷された配布資料にWebサイトのリンクがある場合、Vision Proでそのリンクをスキャンし、Safariウィンドウを開いてWebサイトを表示することができます。また、レシピにグラム表記があり、オンス表記が必要な場合は、ヘッドセットを使って換算することができます。

visionOSの最初のベータはXcodeベータでアクセスできる

リアルタイムのテキスト翻訳も、旅行先などで、現実世界で見ているものを素早く翻訳したいような場合に役立つとされています。
 
今回のビジュアルサーチ機能は、スティーブ・モーザーがvisionOSで発見したとされています。visionOSはソフトウェアの最初のバージョンがリリースされており、Xcodeのベータ版からアクセス可能となっています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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