Opera Oneブラウザが公開〜内蔵AI、タブアイランドなど

 
Operaブラウザの新バージョンであるOpera Oneが、20日付けで正式に公開されました。ライバルブラウザと比べて際立った特徴として、ネイティブ人工知能（AI）の統合が挙げられています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Operaブラウザの新バージョンであるOpera Oneが20日付けで正式に公開された。
2. ライバルブラウザと比べて際立った特徴として、ネイティブ人工知能の統合が挙げられる。
3. 同ブラウザでは「初の真にネイティブなブラウザAI」であるAriaが導入されている。

ブラウザAI「Aria」が導入

Opera Oneの開発者によれば、同ブラウザでは「初の真にネイティブなブラウザAI」であるAriaが導入されているとのことです。Ariaはブラウザのサイドバーだけでなく、コマンドラインからも呼び出すことが可能で、OpenAIのGPT技術を活用してWeb検索を最適化してくれます。
 

 
MacのOpera Oneユーザーは、コマンドキーボードショートカットでオーバーレイを表示し、Ariaと対話することができます。質問が浮かんだら、コマンドラインを使ってAriaに質問し、ブラウザAIの回答をサイドバーですぐに確認したり、ブラウジングに戻ったりして対話することができます。

タブアイランドとは？

新機能「タブアイランド」は、ユーザーのブラウザタブとの関わり方に変革を起こすことを目的としています。タブアイランドは、コンテキストに基づいて関連するタブをまとめておくもので、ユーザーはタブを移動させたり、アイランドを小さくして後で戻ってきたり、ブックマークやピンボードに保存したりすることができます。
 

 
Opera Oneは、macOS、Windows、Linux版がダウンロード可能となっています。
 
 
Source:Opera via MacRumors
(lexi)