NTTドコモ、au回線も使える「副回線サービス」6月1日提供開始。月額429円

NTTドコモ ahamo

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NTTドコモは、デュアルSIMスマートフォンで向けに副回線サービスを6月1日から提供すると発表しました。月額料金550円(税込)で、通信障害や災害時に、au回線を利用することができます。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. NTTドコモは、デュアルSIMスマホ向けに副回線サービスを6月1日から提供する。
2. 月額料金550円で、通信障害や災害時にau回線を利用することができる。
3. KDDI(au)の4G LTE回線を利用して提供される。

料金やデータ通信量はソフトバンク、KDDIと同内容

NTTドコモ副回線サービスは、KDDI(au)の4G LTE回線を利用して提供されます。
 
利用できるのはドコモの5G(ahamo含む)とXiの全料金プランを契約している、eSIM対応のスマートフォン利用者です。
 
個人向けサービスは、月間データ通信量は0.5GBまで、通信速度は送受信時最大300kbpsで、月額料金は429円(税込)、通話料は30秒あたり22円(税込)で、SMS通信料は1回(1~70文字)あたり3.3円(税込)で、先にサービスを開始したKDDIソフトバンクと同内容です。
 
契約時に、契約事務手数料3,850円(税込)が必要です。
 
新規契約の受付開始は5月11日(木)午前10時で、ドコモの副回線サービス受付サイトから申し込み可能です。サービス提供開始は6月1日(木)の予定です。
 
なお、法人向けプランの提供開始日は未定です。

iPhoneはiPhone XS/XR以降で対応、iPadにも対応

NTTドコモの副回線サービスに対応しているのは、iPhoneでは2018年発売のiPhone XS、iPhone XR以降で、iPhone SEは第2世代と第3世代です。
 
iPadは、11インチiPad Pro(第1世代、第2世代、第3世代、第4世代)、12.9インチiPad Pro(第3世代、第4世代、第5世代、第6世代)、iPad Air(第3世代、第4世代、第5世代)、iPad(第7世代、第8世代、第9世代、第10世代)、iPad mini(第5世代、第6世代)のセルラーモデルが対応します。

3キャリアそろった副回線サービス、注意点も

副回線サービスは、KDDI(au)が2023年3月、ソフトバンクが4月に提供を開始しており、NTTドコモも6月から提供できるよう準備を進めていると報じられていました。
 
NTTドコモの提供開始発表により、大手3キャリアの利用者が副回線サービスを利用できるようになりました。
 
ただし、副回線サービスはあくまでも非常時の保険として使える回線を、利用中のキャリアで申し込めるのが特徴のサービスです。
 
利用できるデータ通信量、通信速度と料金のバランスを考えると、「格安SIM」と呼ばれるMVNOサービスのほうが有利です。
 
iPhone Maniaでは、副回線サービスとMVNOを比較した特集記事も公開していますので、利用を検討中の方はぜひご一読ください。
 
 
Source:NTTドコモ 報道発表, 副回線サービス受付サイト
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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