iPhoneの「探す」アプリ、アメリカの妻の3人に1人が夫の現在地確認に利用

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iPhone、iPad、MacなどのAppleデバイスを見失ったときにその所在場所を表示したり、AirTagをつけた持ち物を探したりするときに便利な「探す」アプリなどの追跡アプリについて、夫や恋人の現在地確認として利用している女性が3割以上にのぼることが、アメリカの母親向けコミュニティサイトにおけるアンケート調査で判明しました。

約3分の1が「追跡している」

妊娠中の女性や乳幼児の母親のコミュニティサイト「BabyCenter」において、メンバーの1人が「友人に『夫が友達にあうために数日間家を空けている』と話したら、『彼がどこにいるか追跡しないの?』と言われました。私は一度も夫を追跡したことがありませんが、友人は『みんなしている』といいます。追跡はプライバシーの侵害だと思うし、私も追跡されたくないのですが、どのくらいの人が追跡しているのか知りたいです」と投稿、アンケート調査を実施しました。
 
「恋人や配偶者を定期的に追跡していますか?」という質問に対する回答総数は1,022で、結果は以下のとおりでした。
 

  • 「安全のために追跡している」4%
  • 「安全で便利だから追跡している」27%
  • 「緊急時のためにのみ、位置情報をオンにしている」7%
  • 「追跡していない」48%
  • 「追跡していないし、プライバシーの侵害だと思う」14%

 
つまり「追跡している」は31%で、約3分の1は恋人や夫を「探す」アプリなどで追跡しているということになります。アメリカではiPhoneユーザー比率が高いためか、「追跡している」と答えたアンケート協力者の多くは相手の現在地確認のために「探す」アプリを使っていました。

62%は「追跡していない」「監視されたくない」

恋人や配偶者の現在地を確認する理由でもっとも多かったのは、「目的地に無事到着したかどうかを確認したいから」「帰宅時に合わせて食事を用意したいから」「子どものお迎えのスケジュール調整のため」といったものでした。
 
一方で62%は「追跡していない」と答えており、「監視されているようでいや」という意見も多くみられました。
 
ちなみに我が家は夫婦でお互いの位置情報を共有しています。

 
 
Source:BabyCener via AppleInsider
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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