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Appleが現地時間2023年3月21日、米国特許商標庁(USPTO)において「Apple Watchに装着したバンドをNFCにより自動的に認識し、それにあった文字盤を設定する特許」を取得しました。
本特許を実装したバンドが発売された場合、そのバンド専用の限定文字盤の提供などが考えられます。
NFCチップを用いたApple Watchのバンド自動認識機構は下記図表2の210通り、バンド側にチップが実装され、本体側でそれを認識します。
下記図表3では、NFCチップを2カ所(208-1と210-1、208-2と210-2)に搭載することを検討しているのが確認できます。
このことから、スポーツバンドなど2分割されたバンドでは一体化しているもの(ソロループやスポーツループ)と異なる機能を持たせることも可能かもしれません。
もっとも単に、フェイク品を排除するために認証する接触部を2つに増やしたとも考えられます。
Apple WatchへのNFCチップは、Apple Watch用バンド固定具(下記図表5の300や302)のうちの1つを置き換える形で埋め込むことが検討されているようです。
Source:USPTO via Patently Apple
(FT729)
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