MicrosoftのPhone LinkアプリでiMessageがPC上で利用可能に

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    Microsoftの「Phone Link」アプリがアップデートされ、iMessageがWindows上で利用できるようになりました。プレビュー版アプリは現在のところ、Windows Insider Programの参加者のみに開かれています。

    画像を送ったり、グループチャットに参加するのは不可

    新しくなったPhone Linkアプリで、iPhoneユーザーはデバイスをWindowsパソコンに接続し、パソコン上からiMessageでメッセージの送受信、通話、通知の閲覧が行えるようになりました。
     
    MicrosoftはBluetoothでiMessageとWindowsをつなぎ、コマンドをiMessageに対して送っていますが、iMessageのすべての機能が利用できるわけではなく、画像を送ったり、グループチャットに参加したりすることはできないようです。また、PC上で表示されるiMessageのチャットは簡素化されるのが、Microsoftが公開したスクリーンショットから明らかになっています。

    Phone Linkを介して送受信したメッセージしか表示されず

    加えて、フルな会話の履歴もPhone Linkを介したiMessageで閲覧することはできず、Phone Linkを使って送受信したメッセージのみ表示されるようになっています。また、緑のメッセージバブルと青のメッセージバブルの違いも表示できないことがわかっています。
     
    Phone Linkを介したiMessageのPC上での利用はAndroid端末に比べればかなりベーシックなものですが、以前はまったく利用すらできなかったため、それでも正しい方向に向けて動き出したことには間違いない、と米メディアThe Vergeはコメントしています。
     
    なお、Mac上でiMessageを使用したいという方は、初めてiMessageを設定する際に、Apple IDでサインインしておくと、アプリを開く度に自動的にサインインが施行されるようになります。詳しい使い方は、ソース元の「Macでメッセージを使う」のApple公式リンクをご覧ください。
     
     
    Source:The Verge, Macでメッセージを使う/Apple
    Photo:PhoneArena
    (lexi)

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