Nokia、誰でも簡単に修理できるG22を発表〜iFixitとコラボ

nokia g22

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Nokiaブランドでスマートフォンを展開するフィンランドメーカーHMD Globalは、デバイスの修理マニュアルおよび修理ツールの提供で知られるiFixitとコラボし、ユーザーが自分で修理することを念頭に置いたモデル「G22」を発表しました。

より耐久性の高いデバイス目指す

HMDとiFixitのパートナーシップ契約により、Nokia G22のユーザーには部品、ツール、マニュアルが提供されます。例えば、ディスプレイのDIY修理は20分ほどで完了し、バッテリー交換は5分ほどで終わらせることができるそうです。
 
他にも充電ポートなど、必要に応じてユーザーは端末のいくつかの部品を交換することができるそうです。
 
「人々は、質の高い耐久性のあるデバイスに価値を見出します。Nokia G22は、より長く使ってもらうために修理可能な設計にしています」と、HMDトップのアダム・ファーガソン氏は述べています。

ガイドラインに従って自分で修理すると公認修理に

Nokia G22の個々の部品は、少なくとも5年間、iFixitを介して販売されます。平均修理コストは約50ユーロ(約7,220円)で、新しいバッテリーは29.95ユーロ(約4,330円)、新しいUSB-C充電ポートは24.95ユーロ(約3,600円)で購入可能です。
 
ユーザーがiFixitの部品、ツール、ガイドラインを使用してNokiaデバイスを修理すると、公認修理としてみなされます。その場合、メーカー保証に影響を与えることはありません。
 
Nokia G22の背面は100%リサイクルプラスチックで作られています。ソフトウェアアップデートの期間もAndroid端末としては長めで、3年間のセキュリティアップデート、2年間のAndroidアップデートが提供されます。なお、ハードウェアの保証期間は3年間となっています。
 
気になる販売価格ですが、199ユーロ(約28,750円)と廉価な設定となっています。4GBのRAM、128GBのストレージ、Unisoc T606プロセッサ、5,050mAhのバッテリーを搭載しています。
 
 
Source:PhoneArena, RTL Nieuws
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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