Apple TVでのSiri Remote接続問題、数カ月経っても放置のまま

    Siri Remote

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    Apple TV用のリモートコントローラーであるSiri RemoteApple TVがうまく接続しない問題が、最初の報告から数カ月経っているにも関わらず、いまだに解決されていません。

    Siri RemoteはUSB-C充電方式に変更

    Appleは2022年10月に、A15 Bionicチップを搭載、HDR10+に対応した新型Apple TV 4Kを発表しました。
     
    そして付属のSiri Remoteは、デザインと機能は前世代と同じながら、充電ポートはUSB-Cへと変更されています。

    問題の原因はUSB-C Siri Remoteか

    AppleのサポートページやRedditには、Apple TVとSiri Remoteの間で同期しない問題が発生しているとの投稿が相次いでいます。
     
    問題は、前世代のApple TVを所有しつつ、USB-Cポート付きのSiri Remote(税込9,380円で別途購入可能)へと買い替えたユーザーの間でも発生しているため、同期の問題はUSB-Cポート搭載Siri Remoteにあると見られています。
     
    多くのユーザーが、何の前触れもなく、突然Siri RemoteとApple TVの同期が解除されてしまうと報告しています。Apple TVと同期したと思えば非同期となることが何度も繰り返されるため、Siri Remoteの使用をあきらめて、iPhoneをリモコンとして使っているというユーザーも少なくないようです。

    複数回のアプデにも関わらず問題は放置

    新型Apple TV 4KとUSB-Cポート搭載Siri Remoteを2022年11月に発売して以降、AppleはtvOS16.1.1、tvOS16.2、tvOS16.3、tvOS16.3.1と、複数回のアップデートを行っているにも関わらず、Siri Remoteの問題は未解決のままです。

     
     
    Source:9to5Mac
    Photo:Apple
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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