AirTag、大雨で流された犬を救う

    AirTagで犬を発見・救助

    AirTagで犬を発見・救助
     
    AirTagが、大雨で増水した排水路に流されて飼い主とはぐれてしまった犬の発見・救助に役立ちました。首輪に装着していたAirTagが、迅速な発見と救出につながりました。

    大雨で増水した排水路に流され、1.6キロ下流で発見

    生後18カ月のオーストラリアンシェパードのシーマスは現地時間1月16日、飼い主のエミリー・ブリルさんから離れて前脚の一本が排水路に入った次の瞬間、流されてしまいました。排水路は、米カリフォルニア州を襲った記録的豪雨の影響で流れが非常に速くなっていました。
     
    シーマスは、流されてしまった場所から1マイル(約1.6キロ)下流で、飼い主と消防士に発見されました。首輪に取り付けられたAirTagが、シーマスの居場所を素早く特定するのに役立ちました。
     

     

    ティム・クックCEO、豪雨被害にお見舞いのツイート

    カリフォルニア州など全米各地での大雨被害についてAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、お見舞いの言葉とともにAppleが救済活動のために寄付を行なっている、とツイートしています。
     


     

    Appleは非推奨も、ペット用AirTag首輪は多数流通

    AirTagは、盗まれた持ち物航空会社が紛失した荷物の発見に役立っているほか、AirTagのプライバシー保護機能によりストーカーから身を守るのにも役立っています
     
    2022年11月には、米フロリダ州で飼い主とはぐれた小型犬が、AirTagのおかげで無事に発見されています
     
    Apple役員は、AirTagをペットや人に取り付けるべきではない、と語っていますが、AirTagをペットに取り付けるためのアイテムは数多く販売されています。
     
    AirTagは防沫性能、耐水性能、防塵性能を持ち、最大水深1メートルで最大30分間沈めても動作するIP67等級に適合しています。AirTagを洗濯機で洗ったり凍らせたりしての耐久テストを行なっても問題なく動作することが確認されています。
     
     
    Source:ABC 7 Chicago/YouTube via AppleInsider, Apple
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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