Apple Watch Ultra用マイクロLEDの製造と工程に関する特許出願

    Micro LED patent 2_1200

    Micro LED patent 2_1200
     
    米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2023年1月19日、Appleが出願した、マイクロLEDディスプレイの製造と工程に関する特許を公開しました。

    2025年モデルのApple Watch Ultraが搭載すると噂

    Appleは、Apple Watch Ultraに搭載するマイクロLEDディスプレイ内製化を計画しているとの報道がありました。
     
    今回USPTOが公開した特許は、マイクロLEDディスプレイにおける、基板への回路形成方法や工程に関するものです。
     
    Appleがこうした研究を行っていることは、製造ラインの運営をEnnostarなどに委託する可能性はあるも、製造方法の確立と製造ラインの整備を自社で行うことを検討している証かもしれません。

    製造工程が図示

    下記図表1Aには、マイクロLEDディスプレイの発光層を形成する際の工程が描かれています。図表1Bは、単色表示のマイクロLEDディスプレイにおける発光層を形成する方法であるため工程が単純化されています。
     
    micro led patent_1_580
     
    下記図表3Aや3Bでは、基板上にマイクロLEDチップを装着し、ディスプレイ構造に仕上げるまでの流れが図示されています。
     
    micro led patent_2_580
     
     
    Source:USPTO(PDF) via Patently Apple
    (FT729)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします

    この記事を書いた人

    ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

    特集

    [PR]オフィシャルサイト

    目次