iPhone15〜17までの5Gモデム搭載計画〜プロセス微細化、自社設計は17から
China Timesが業界関係者から情報を入手したとし、iPhone15シリーズとiPhone16シリーズにはQualcommの5Gモデムが搭載、Apple自社設計の5Gモデムが最初に搭載されるのはiPhone17シリーズになると伝えました。
今年はSnapdragon X70 5Gモデム、来年はX75 5Gモデム搭載
China Timesによれば、iPhone15シリーズとiPhone16シリーズには引き続きQualcommの5Gモデムが搭載されますが、製造委託先をSamsungからTSMCに変更し4nmプロセス(改良型5nmプロセス)で製造されるとのことです。
iPhone15シリーズにはSnapdragon X70 5Gモデム、iPhone16シリーズにはSnapdragon X75 5Gモデムが搭載される見通しです。
自社設計モデムは製造プロセスを微細化して改良予定
Apple自社設計の5Gモデムは現在、各国の主要キャリアにおいて実施試験が行われていると、China Timesは報告しています。
現在試験が行われているApple自社設計の5Gモデム(第1世代)はTSMCの5nmプロセスで製造されており、本来2023年の発売を見込んでいましたが、消費電力が大きく性能が劣っていたことから発売を2025年以降に延期、製造プロセスをTSMCの4nmに変更して改良されるとChina Timesは伝えています。
順調に開発が進めば、同モデムはiPhone17シリーズに搭載されることになります。
Source:China Times
Photo:Apple(米国)
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