10社以上の中国Appleサプライヤー、インドでの仮生産許可を取得

インド国旗

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10社を超える中国のAppleサプライヤーが、インドにおける仮の生産許可を獲得したと、台湾メディア工商時報が伝えています。

LuxshareとSunny Opticalが生産許可を取得

同メディアによると、AirPodsとiPhoneの組み立てを担うLuxshare Precision、そして2022年からiPhone向けに高性能レンズを供給しているとされるSunny Opticalがすでにインドでの生産許可を取得、ただし実際に生産を開始するには現地企業との提携が必要になるとのことです。
 
関係者によれば、Appleサプライヤー14社にインドでの生産許可がおりた模様です。

インドでのiPhone生産台数を2年で3倍に

Appleは現在も生産の多くを中国で行っていますが、近年は中国以外の地域へと生産地を分散する計画を進めてきました。
 
特に昨年Foxconnの鄭州工場で発生した、新型コロナウイルス感染症に起因する工場の稼働停止は、Appleの脱・中国の動きに拍車をかけたようです。
 
Appleはサプライヤーのインド、ベトナムへの進出を支援しており、特にインドは政府の積極的な税控除を伴う工場誘致もあり、多くの企業が生産拠点を設けています。
 
AppleはインドにおけるiPhoneの生産台数を、今後2年間で3倍に増やす計画とも伝えられています。

 
 
Source:工商時報
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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