Apple、M2 ProとM2 Maxを発表

Apple M2 Pro M2 Max

Apple M2 Pro M2 Max
 
Appleは現地時間1月17日、最新の高性能チップM2 ProM2 Maxを発表しました。M2 ProとM2 Maxは14インチと16インチのMacBook Proに、M2 ProはMac miniに搭載されます。M2 Maxは最大96GBのユニファイドメモリに対応します。

M2 Pro:最大19コアのGPUを搭載可能

Appleが発表したM2 ProM2 Maxは、ともにM2のアーキテクチャをスケールアップした、システムオンチップ(SoC)です。
 
M2 Proは、第2世代の5ナノメートルプロセステクノロジーで開発され、最大12コアのCPU、最大19コアのGPUを搭載しており、200GB/sのメモリ帯域幅、最大32GBのユニファイドメモリに対応します。
 
M2 ProのCPUコアは10コアまたは12コアで、最大8つの高性能コアと4つの高効率コアで構成されており、M1 Proの10コアCPUよりも最大20%高速なマルチスレッドCPUパフォーマンスを発揮できます。Xcodeでのコンパイルは、最速のIntel搭載MacBook Proの最大2.5倍の速度で実行可能です。
 
M2 ProのGPUは、M1 ProのGPUよりも3つ多い最大19コアで構成可能で、より大きなL2キャッシュを搭載しています。グラフィックス速度はM1 Proと比べて最大30%高速になっています。

M2 Max:最大96GBのユニファイドメモリに対応

上位モデルであるM2 Maxは、M1 Maxより100億個多く、M2の3倍以上となる670億個のトランジスタを搭載しています。
 
最大38コアのGPU、400GB/sのユニファイドメモリ帯域幅、最大96GBのユニファイドメモリに対応しています。
 
グラフィックスク速度は、M1 Maxと比べて最大30%高速になります。
 
Appleは、M2 Maxについてワット当たりの性能が高いことから、プロ向けノートブック用として世界で最もパワフルで電力効率の高いチップとうたっています。

Neural Engineも進化

M2 ProとM2 Maxは、1秒間に15兆8千億回の演算が可能なAppleの次世代16コアNeural Engineを搭載しており、前の世代と比べて最大40%高速になっています。
 
また、次世代のSecure Enclaveにより、強固なセキュリティを実現しています。
 
 
Source:Apple
(hato)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

特集

[PR]オフィシャルサイト

目次