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調査会社IDCが発表した、2022年通年および2022年第4四半期(10月〜12月)の世界PC出荷台数・市場シェア・成長率調査から、出荷台数上位5社のうち、前年比でプラスを記録したのはAppleのみであることがわかりました。
IDCの調査によると、2022年第4四半期の世界全体でのPC出荷台数は6,720万台で、前年同期比では28.1%減となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響で在宅勤務が増え、それに伴って到来したPC需要が収束したのが、数字にあらわれているとIDCは記しています。
しかし2022年通年の2億9,230万台という出荷台数は、パンデミック以前の数字を大きく上回っています。とはいえ、今後景気がさらに低迷する可能性を考えると、今後のPC需要には不安が残ります。
また需要喚起および在庫整理のため、ここ数か月多くの小売チャンネルで行われている割引により、PCの平均販売価格(APS)が下がっていると、IDCは指摘します。
興味深いのは、2022年第4四半期の出荷台数上位5社において、Apple以外の4社の出荷台数が、いずれも前年同期比で20%を超えるマイナスとなっていることです。
また2022年通年で見ても、出荷台数が前年比増となったのはAppleのみでした。
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