iOS16.2、ライブアクティビティの「より頻繁なアップデート」が利用可能

 
iOS16.2では、ライブアクティビティの更新頻度を上げる「より頻繁なアップデート」が選択可能になります。ただし、オンにするとバッテリーの減りが早くなるため注意が必要です。
 
※記事中の機能や使用しているスクリーンショットは、取材に基づく特別な許可に基づき使用しています。機能やデザインは、iOS16.2 リリースキャンディデート（RC）のものであり、正式版では変更される可能性がありますのでご了承ください。

iOS16.1の新機能、ライブアクティビティが進化

iOS16.2は、すでにリリースキャンディデート（RC）が開発者向けにリリースされており、近日中の正式版公開が見込まれています。
 
iOS16.2 RCでは、ライブアクティビティの更新頻度を高める「より頻繁なアップデート」が選択可能になっています。
 
ライブアクティビティは、iOS16.1で提供された新機能で、ロック画面にスポーツの試合経過や、「Uber」で頼んだ車の場所などを確認可能です。更新頻度を高めることで、より新しい情報を確認可能になります。

「より頻繁なアップデート」をオンにする方法

iOS16.2 RCの「Apple TV」アプリを例に、「より頻繁なアップデート」をオンにする方法は以下のとおりです。
 

1. 「設定」アプリを開き、ライブアクティビティに対応したアプリ（ここではApple TV）を選択
2. 「ライブアクティビティ」を選択
3. 「より頻繁なアップデート」のトグルボタンをオン（緑）にする

 
なお、iOS16.2 RCの「Apple TV」アプリでは、「より頻繁なアップデート」がデフォルトでオンになっています。

バッテリー消耗が激しくなるとの注意書きも

同機能をオンにするトグルボタンの下には「より頻繁なアップデートを許可すると、さらに多くのリアルタイムの情報を表示できますが、バッテリーが早く消耗する可能性があります。」との注意書きがあります。
 

 
米メディア9to5Macのライター、マイケル・ポタック氏がiOS16.2 RCで確認したところ、ライブアクティビティの「より頻繁なアップデート」は「Apple TV」アプリのみで表示され、サードパーティーアプリでは表示が確認できなかったそうです。
 
現時点ではライブアクティビティ対応アプリは限られていますが、開発者向けにAPIが公開されており、「Uber」「Uber Eats」や「Yahoo! MAP」など対応アプリが増えつつあります。
 
iPhone14 Pro、iPhone14 Pro MaxではDynamic Islandにライブアクティビティを表示できます。
 
 
Source:9to5Mac
Photo:Apple
(hato)